ラベル 読書 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 読書 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年7月13日月曜日

投稿日 2020年7月13日月曜日

【読書】運命をひらく中村天風 - 前向きの内容で真似すべきと思った!

気になったところを抜粋記録。自分がネガティブになったら、また読み返そうと思う!

ネットでググると、あの大谷選手も参考にしてる!?

<iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=sushifuji0511-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=4062637391&linkId=f2a1e44d96dbfb1fe3884d26984d1ee1&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr">
    </iframe>


ページ42

一番最初に考えた事は、今、一体原理を考えてみると、人間は、日頃、人生に生きる刹那刹那、いかに心を運用することが適当なのだろうか、ということである。言い換えるならば、心の運用を良くしたり、悪くしたりすることによって、人間の人生は、よくもなり、悪くもなるのだ、ということだ。

長い間、病に苦しめられて、どんなことをしても、助かりえなかった私は、結局、最後に、苦しみ悩み本当に、命がけでとっくみ、ようやく考えてついた事は、いつか、あなた方の幸せにもなる、ということである。
つまり、人間の日々の人生に生きる刹那刹那、ちょっと笑うこと、冗談言うこと、その刹那にも、その心の思い方、考え方が、やがて、我々の生命を、完全になしあうたか、なしあたわざるかと言う事実が、生み出されるのである。

もっとわかりやすく言えば、我々の命の中にある肉体はもちろん、精神生命も、一切の広い意味における人生の事柄を、心の運用いかんによって、決定することができる、と言う心理を、私は悟りえたのである。


「人間の心で行う思考は、人生の一切を創る」

これが数十年来かかって考えて、苦心の末、ようやく悟りだした、人間の命に絡まる宇宙真理であった。

ページ51
「人間の生命に与えられた活きる力というものは、肉体にあるのではなく、霊魂と言う気の中にある」


「人間の健康も、運命も、心一つの置き所」


宇宙エネルギーを人々は神といい天之御中主髪と名付け、あるいは如来と呼び、アラーと言うように、いわゆる神・仏と言うのを見つけたのである。

ページ56

つまり、心一つの置きところ、積極か消極かというだけで、人生の幸福の宝庫が開かれるかどうかが決まってしまう。

ページ60

力の誦句

私は、力だ。力の結晶だ。何者にも打ち勝つ力の結晶だ。だから何者にも負けないのだ。病にも、運命にも、否、あらゆる全てのものに打ち勝つ力だ。そうだ!強い、強い、力の結晶だ。

p75

天風哲学の根本的な考えは、
「この世の中は、苦しいものでも悩ましいものでもない。この世は、本質的に楽しい、嬉しい、そして調和した美しい世界なのである」


ページ104
「創造主によって便利の言葉を我々人間だけに与えられているか、言葉と言うものが、積極的に表現された時と、消極的に表現された時とでは、直接的にその実在意識が受ける影響は非常に大きな相違がある。先ほどのように、今日は不愉快ですとか、頭が痛いとか、熱がありますとか、気分が良くない、とか言ってるときには、愉快を感じないだろう。今日はうれしいです、楽しいです、ありがたいです、と言う言葉を言ったときには、何とも言えない快さを、その気持ちの上に感じるだろう。
その感じると言う事は何か感じるか、お前はわかるか。実在意識を感じているんじゃないか。そして実在私が感じたものが、直ちに潜在意識に直接的に影響して、そして潜在意識が実在意識と同じような気持ちになると同時に、神経系統の生活機能も同じように良くも悪くもなるのだ。そうすると結局、お前の生きる力が、その言葉の善し悪しによって、やはり良くも悪くもなるじゃないか」

ページ109
それは人生と言うものは、言葉で哲学科され、科学化されているかである。すなわち言葉は人生を左右する力があるからである。


ページ150
繰り返して言う。運命と言うものには2種類ある。どうにもしようのない運命を、天命といい、人間の力で打ち開くことのできるものを宿命と言うのである。

ページ168
「人生は心一つの置きどころ」
繰り返して言う。どんなことがあっても、迷信に落ちちゃいけない。迷信と言うのは人間として恥ずかしいことだ。迷信と言う文字を見て、その文字はなんとなく気高く感じるだろうか。

ページ170
「自分の気持ちを、自分自身で、もっとにこやかにしたらどうだい」

ページから173

「お前は信念、強くなる!」

「今日1日、怒らず、怖れず、悲しまず、を実行したかどうか」

「正直、親切、愉快、人生の責任を果たしたかどうか」

「明日は、今日よりも、もっと立派な人間として活きるぞ」

そして、いかなることがあっても、喜びを感じ、感謝を感じ、笑いを感じ、雀躍して喜ぶ気持ちになって、その一刻を過ごすと言うことが、何十年来の私の習慣である。

そして、朝起きると、まず、第一に、にっこりと笑う。「今日1日、この笑顔を壊すまいぞ!」と自分自身に約束する。

ページ291
だから、勇気さえ心から失わなければ、何事もこの世に恐れるものはないのである。
昔の諺にも、
勇気は常に勝利をもたらし恐怖は常に敗北を招く
というのがある。
断じて行えば、鬼神もこれを避く
勇気の発するところ金石もまた透る
である。
だから、人間の心から行がなくなると哀れなものである。万物の霊鳥なんて名ばかりになってしまう。四六時中本当に安らかな気持ちで人生を生きることができない。
何か「事」があるとすぐに心の調和を失い、心の平和が掻き乱される
だから、理屈は抜きにして、たとえ、どんなことがあっても、断然、勇気をしなうことなかれ、これがモットーなのである。
前にも言った通り、この世の中や人生には、めったやたらに恐ろしいと言う事はありましない。恐ろしいと思っているのは、自分の心なのである。
今まで生きてきた過去を考えてみなさい。のべつそんなに恐ろしいことがあったか、なかったか。
生まれつき神経過敏な人間はいないと言っただろう。生まれたときには博士の如し。それが、今のような状態になったのは何故かと言うと、自分自身で生まれた時に持ってきた勇気と言うものを影薄くしてしまったからだ。たくなっているのではない。その上に消極的な弱い心が蓋をしているからなのである。

ページ307
だから、1番手っ取り早いのは、諸君が何かしら不都合を感じたり、不満を感じる場合があるならば、そういう方面から考えないで、それが完全に成就した姿を、自分の心に描きなさい。あーなったらいいな、こうなったらいいなぁ、と言う念願だけを、心に炎と漏らさないで、新なったらいいなぁと言うものは、すでに、成就してしまったときの気持ちや、姿を、心に描くのだ。
これは、神人への相違だけれども、そこに微妙な相違があるのである。なりたいなぁ、と言う気持ちよりも、なっている姿を、心に描いたときに、現実から程遠いことでも、霊の世界では、もうそれが、本当になっているのと同じことになるのである。

諸君らは、見える形のものにならないと、それを事実として承認しないと言う態度の中に、非常な見当違いがあるのである。だから、理想の中に描く絵はもう、確実に、現実化したものでなければならない。

2020年3月16日月曜日

投稿日 2020年3月16日月曜日

■たとえ世界が終わっても (橋本治)参考点の備忘録

ページ21
紀元前から続く拡大思考

「経済圏が大きい方が有利」とか「大きければ商社になれる」という考え方は大体19世紀の帝国主義の時代に隔離したもの
大体19世紀の帝国主義の時代確立
根っこはもっと古くアレクサンダー大王紀元前356年位の大昔から
大昔の大国と言うのはとにかく領土の広さで表された

「国大きくなる」と言うのは今で終わってしまった考え方の歴史古い

昔に大国というのを成り立たせたのは軍事力で、これまた世界史の常識です

ソ連のアフガン侵攻は(「タリバン」を生んだり、アメリカの支援が後のアルカイダやオサマビンラディンにつながっている

ソ連の崩壊がEU成立を後押しした

ページ48
昭和が終わると言う事は1つの時代の終わりであって経済も終わりだった
「経済」って飽和状態に達したら終わると言う話

日本がバブル経済になったのは貿易のおかげですね
どんどん外から入ってきて豊かになり豊かなまままだまだいい子しちゃったのでお金が余って日本はバブルになった貿易がバブルの鍵です

やすかった日本人の賃金水準が上がってバブルを過ぎれば人件費が世界一高いになって人に不利だから海外に工場を移すと言う形になる

海外と言うのはアジア方面でやがては中国進出になるそして産業の空洞化

安い人件費を求める工場の海外移転はこの辺から始まってた

日本の人件費が高くなってバブルの前に輸出が依然として好調だったのでダンピングだとは言えなくなり為替レートの調整をすることになったこれがプラザ合意

ページ53
貿易の自由とは貿易面での戦争の自由

貿易は「西洋人の侵略」で「陰謀」だと思う

「そもそも保護主義の何が問題か」
「自分の国を守る」と言うのは国家の原則

結局貿易の自由化と言うのは「輸出できるもの」を持ってる方が勝ち

結局、貿易ってのは「売れるものを持っているがほうが得」にしかならなくて
「攻める側」の方が輸入の「守る側」よりずっと得
損得は「輸出する側の利益」が前提になっている

貿易は西洋人の陰謀

ヨーロッパに大帝国はなかった

帝国とは「皇帝が統治する国が帝国」
「肯定」というのは普通「複数の王子を従える支配者」

そうなると「帝国」というのは「皇帝の下に複数の王国がある大きな国」となる

「大英帝国」であったのはずのイギリスには皇帝はいないそこのトップは国王または女王

東洋には、イスラムやモンゴルや中国のような大帝国があるけれど、ローマ帝国が滅んだ後のヨーロッパ地域には、そういう大帝国がないんですね。だから、東洋みたいに広い領土を背景にして絶対的な権力を持つ専制君主が、ヨーロッパには存在しない。

日本人の頭の中にあるのはヨーロッパ中心の世界史だから、こういう事はあまりぴんとこないんだけど、ヨーロッパには「大帝国」というのが無い。

して言えばそれをやったのは19世紀の初めのナポレオンだけど、そういうヨーロッパの皇帝は、彼が最初で最後です。

ページ72
19世紀帝国主義とは、「高圧的なセールスマン」

19世紀の「帝国主義」は何なのかっていうと、基本は商売なんですね。

18世紀の半ば過ぎに起こった産業革命を経た国々が、自国の小さなマーケットから溢れちゃう位ものを作りすぎたので、どこかでそれをやらなきゃいけない。で物売る場所があるなら、今度は大量に作り続けるために原材料を仕入れなきゃいけない。そうやって、西洋人が他の国を侵略したり、武力で脅したりしながら、自分たちの「市場」と原材料の供給元を広げていく。そのために他国の領土も占領する。いたってシンプルに言ってしまえばこれが19世紀の植民地主義、帝国主義なんですね。「そういうことがわからないと、西洋に向けて後進国になりますよ」と言う教育を日本人は受けてきたから、これを「良くないこと」と考える習慣がないんです。

ものを作りすぎちゃったから、無理矢理売ろうとしたのが帝国主義ってことですか。手っ取り早く言えばそう。

p91
ユダヤ人の軌跡がヨーロッパの覇権の軌跡

なぜユダヤ人が差別されたか?
彼らの頭が良かったから。
ユダヤ人は遠い昔に世界各地に散っていったが、その散った先でも自分たちの宗教とアイデンティティを守るために結束。
結束して自分たちの子供の教育をしっかりした。
ヨーロッパがまだ野蛮から抜け出したくらいの頃に、ユダヤ人たちは自分の子供たちに基礎教育を与えているから、知的レベルが高かった。
頭の良さで地域の発達に貢献していたら、地元人からコンプレックスで差別されるようになった。
ヨーロッパではまず、スペイン、ポルトガルが発達して、次にオランダになり、最後に大英帝国のイギリスが生まれたのも、そこにいた教育レベルの高いユダヤ人が発展に下支えをして、それが一転裏返って差別されてよその国に移り、それがヨーロッパの栄枯盛衰につながっている。

その昔、ヨーロッパのユダヤ人は「ゲットー」という居住区に住まわされ、ご領主からは、「お前たちは利子を取って金貸ししろ」と条件を出された。
キリスト、ユダヤ、イスラムの3大宗教は利子を取って人に貸すことは禁じられていた行為だった。
宗教的タブーを無理やりさせらたのが金融界の始まり。
ヨーロッパ人は「経済を発展させるためには、金融業者が必要」と気づくようになる。

p95
差別されるユダヤ人と共に、彼らの知恵や金融ノウハウが移動して、「貿易」や「経済」の覇権も移動する。
その最終局面がナチスドイツによる迫害で、ユダヤ人はアメリカに移動して、第二次世界大戦後は、アメリカが覇権国家になる。

第一次世界大戦で負けたドイツの借金をチャラにしようと、ヒトラーのナチス・ドイツが頭角。
第一次世界大戦の戦費で、イギリスもフランスも戦争に参加しなかった金貸し専門国のアメリカから戦費を借りていた。
イギリス、フランスは戦費取返しのために、ドイツに法外な賠償金を要求。
どの困ったドイツにまたアメリカが金貸しを提案してくる構図。

●経済は飽和したら終わるものだ。

p106

戦後の復興が達成されて、ほとんどの日本人が「必要なもの」を手に入れた。みんなが「これで足りたからもいいや」と思って満足してしまったら、その時点で経済的な「成長」も「拡大」も終わってしまう。そこで、無理やり欲望を刺激しえ、「その続き」を作らなきゃいけない段階に入った。




2017年7月21日金曜日

投稿日 2017年7月21日金曜日

詠みかじり - 生命とは何だろう? (知のトレッキング叢書) 単行本(ソフトカバー) – 2013/1/25 長沼 毅 (著)

P38

生命の定義は難しいが特徴は挙げられる。

その特徴として、少し前までは

「代謝」「増殖」「細胞膜」の3つが挙げらていました。

最近ではそこに「進化」を加えた4つが、生命の特徴とされることが多くなっています。


「代謝」こそが生命の本質

代謝とは、物質が化学的に変化して、入れ替わることだと思えばいいでしょう。

それは生物がものを食べることによって起こります。
(この食べるは広い意味で、植物が外部から光や水や養分を取り入れることもなども含まれます。)

生物は、外から新しいものを採りいれ、古いものを捨てることで、自分の体を作り替え無ければ生きていけません。

代謝によって細胞を入れ替えなければ、材料の劣化が進んで崩壊してしまいます。

私たち人間も、自分では常に同じ体だと感じていますが、実際には一定周期で丸ごと細胞が入れ替わっている。髪の毛や爪だけではありません。おそらく、去年のあなたと今年のあなたでは、同じ細胞はひとつもないでしょう。

そうやって、体N構成要素を入れ替えていくことを、専門的には「物質代謝」といいます。

しかし、代謝はそれだけではありません。
もうひとつ、「エネルギー代謝」と呼ばれる働きがあります。
実感としては、こちらのほうが「ものを食べる」目的として理解しやすいDしょう。

P43

物質を出入りさせながら構造を維持する「渦」としての生命

この代謝ちうシステムの有無は、生物と非生物を区別する上できわめて需要です。

キリンとクレーン車は形が似ているという話をしましたが、
生物であるキリンは、外見上の構造は変わらにものの、実際には代謝によって物質が出たり入ったりしています。非生物のクレーン車は、組み立て工場で完成したときの材料がそのまま固定されています。

クレーン車が故障して修理が行われれば、部品の一部が新しいものに入れ替わることがあるでしょう。しかし、キリンは故障した細胞だけを交換するわけではなく、傷などがついていなくても、とにかく一定の時間が経つと古い細胞は捨て、食べたものを材料にして新しい細胞に作り替える。

非生物の構造は静的なので、いつも同じ形が保たれていますが、生物は、常に物質が出入りしているのに、それぞれの決まった構造を維持している。私たち人間は毎日5000億個もの細胞が入れ替わっていますが、それでも昨日と今日で顔が変わったりしません。

たたし非生物の中にも、それと似たようなやり方で構造を維持しているものもあります。
例えば「渦」がそうでしょう。
水の量や流の速さなどの条件が一定なら、そこに生じる渦の構造は変わりません。でもその渦を形成している水は常に入れ替わっています。
水という物質を出入りさせながら構造を保っているんが、渦という現象なのです。


P66

人工生命は作れるのか?

クレイグ・ヴェンダーとうアメリカの分子生物学者です。

ヴェンダーが試みているのは「ゲノム移植」
自己増殖する「人工細菌」を作ることに成功した。

人工的に合成したDNAで細胞が動いた。


生命とは何だろう? (知のトレッキング叢書) 単行本(ソフトカバー) – 2013/1/25


2017年5月12日金曜日

投稿日 2017年5月12日金曜日

読みかじ - なぜなら、私は「難読症」だったからです。 - 1万人の脳を分析した医学博士が教える 脳を強化する読書術 単行本 – 2017/2/20 加藤俊徳 (著)

??なぜなら、私は「難読症」だったからです。


「本が読みにくい脳になっていた」とわかったのは、40歳を過ぎてからでした。


本を読むことに慣れている方は、文章を読むとそれが脳の中で音として流れてきます。
この内なる声を「内言語」といいます。

反対に、

声に出して音にすることは、「外言語」と言います。

私の場合、「音読」、つまり「外言語」にすることが苦手だっただけでなく、内言語も響くことはありませんでした。

ですから、文章を読み進めることが困難で、読もうとすると、吃逆(きつぎゃく)(しゃっくり)が起こる感覚になり言葉が詰まるのです。


さらに説明すると、ひらがなばかりが並んでいると意味が取れなくなります。

一方で、漢字があると落ち着きます。

P55

●内言語を強化すると、本が読みやすくなる。
●音読と黙読では、刺激される脳番地が違う。
●「なりきり音読」は、多様に脳を刺激する。
●「暗闇での語り」が、子どもの脳を育てる。
●著者の講演を聞くと、難しい本も読みやすくなる。


1万人の脳を分析した医学博士が教える 脳を強化する読書術 単行本 – 2017/2/20


2017年1月25日水曜日

投稿日 2017年1月25日水曜日

読みかじり - マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ 単行本 – 2015/11/21 古内 一絵 (著)

素敵な本。
描写がよく、惹きこまれる。。。

なぜか不思議な響き マカンマラン

マカンは食事
マカンは夜

つまり夜食と言う意味

インドネシア語で「夜食」、バリの屋台の夜食のおいしさに開眼して名づけた。

ガムラン・ドゥグン

ドラッグクィーン


P28

この時期のキャベツには胃や十二指腸を整える成分が多いのよ。
スープのとろみはくず粉でつけてあるの。
くず粉には疲労した胃の血管を若返らせる効果があるのよ

よく炊いた蕎麦の実は、陰性の体を中庸に導いてくれるのよ


P169

もちあわと南瓜のスフレよ。
あわと南瓜には、脂質と糖質の代謝をよくする働きがあるの。

「シナモンは女性の味方。髪も肌も美しくしてくれるの。」

P183

「秋ニンジンと豆乳のポタージュ、トマトのゼリー、イチジクのバルサミコソース和え、オリーブのピュレ、水菜とアーモンドの雑魚和え、山芋とアボカドの山葵和え、胡桃のロースト。。。」

イソフラビン、リコピン、ベータカロチン、ビタミンE 女性ホルモンの分泌を促す栄養素の全てがこの皿に入っているのだという。


P262

体を温め、血行を良くする - ひえ、高きび、蕎麦の実

鉄分、貧血予防 - もちあわ、押し麦、アマランサス

肌荒れ、むくみ、吹出物 - ハト麦、トウモロコシの髭、キヌア


マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ 単行本– 2015/11/21

2016年10月13日木曜日

投稿日 2016年10月13日木曜日

読みかじり - 本を読む人だけが手にするもの 単行本(ソフトカバー) – 2015/9/30 藤原 和博

本を読む人だけが手にするもの 単行本(ソフトカバー) – 2015/9/30





これから先の日本では、身分や権力やお金による”階級社会”ではなく、

「本を読む習慣がある人」



「そうでない人」

に二分される”階層社会”


p34より




●本を読むと何が得か?

読書をするだけで、ほぼ「10人に1人」の人材になれる。



▲まず「パチンコをするか、しないか」という点が第一段階だ

パチンコをする人と、しない人の決定的な違いは、時間をマネジメントする発想があるかないかである。

パチンコは非生産的な行為だ。

まず、パチンコをしないというだけで、2人に1人の人材になれるということ。



▲その次の段階は、「ケータイゲームをするか、しないか」だ。

これも、時間に対するマネジメントの問題だ。

何の役にも立たない。



パチンコもしないし、ケータイゲームもそんなにしないなら、あなたは自動的に4人に1人の人材になれるのだから、いかに多くの人が時間をマネジメントできていないかが分かるだろう。


■問題は、パチンコやケータイゲームに浪費しない時間を何にあてるかということ。
それが第三段階の条件である「読書をするか、しないか」という視点になる。

ここで改めて言いたいのは、21世紀型の成熟社会では教養が大事になるとうこと。

その教養は、読書をすることなしに得られるものではない。

そして、何より重要なのは、パチンコをせず、ケータイゲームにはまらず、読書をするだけで、「8人に1人の希少(レア)な人材になれる」ということなのだ。


8人に1人ということは大雑把にいうと10人に1人の人材になれるということ。


■本を読むか読まないかで、報酬の優劣は決まってくる。


皆さんはご自分が1時間あたりにどの程度「稼ぐ力」を持っているか、考えたことがあるだろうか?


1時間あたりの報酬が最も低いのは、飲食店や小売店などのアルバイト(パート)だろう。

地域によって最低賃金が違うので一概に言えないが、平均すると概ね800円~1000円といったところだろう。

このやや上の水準に、いわゆる非正規雇用の労働者層が広がっている。


年齢によって、幅が広くなるが、正社員のビジネスパーソンや公務員の年収を年間総労働時間で割って時給換算すると、だいたい2000円~5000円の間になる。


課長職や部長職などのマネジメント職になると収入が増えるが、会社にいる時間のほかにも接待など、実質的な労働時間が長くなっていうk。したがって、時給がこの範囲を超えることはほとんどないといっていい。


そして、その上には企業に雇われていない専門家が入ってくる。


例えば、人気のある弁護士クラスで3万円程度、外資系コンサルタントの雄、マッキンゼーのシニアコンサルタントで8万円ぐらいになる。


こう見ると、日本人が普通に働いたときの時給は、フリーターの800円からマッキンゼーの8万円まで、100倍の範囲に収まってくる。



1時間あたりの報酬が1万円を超えたところから、私は「エキスパート」と呼ぶことにしている。



★一方、さまざまな仕事のなかで時間あたりに稼ぐ効率が最も高いのは講演である。


ビル・クリントン氏のようなアメリカの大統領経験者になると、1回の講演で数千万円を稼ぎ出す。


大統領や首相経験者でなくても講演は稼ぐ効率が高い。

日本の有名人クラスでは、1時間あたり100万円ぐらいになる人もいる。





2016年6月20日月曜日

投稿日 2016年6月20日月曜日

読みかじり - ”週に30分”で人生を好転させる「読む習慣」  - クーリエジャポン(feb2016)より

P68

”週に30分”で人生を好転させる「読む習慣」



私の好きな本は、トルストイの「戦争と平和」だ。

1500ページある大著で、登場人物がみんな印象深く、これまで読んだどの本よりも引き込まれる。

この本に出会う前、私の人生はよくある負のパターンにはまっていた。

勤めていたアップル社では昇進の機会を逃し、願書を出した大学院からは不合格通知が返ってきた。

二つの打撃に見舞われて、自分の能力にも将来にも自信をなくしていた。

そのときたまたま分厚い「戦争と平和」が目に入り、ふと、読んでみるかと思ったのだ。


2か月後に読み終えると、自分の中で何かが変わっていた。

自らへの信頼が生まれ、将来への不安が消えていた。

職場の上司にもしっかり自己主張できるようになった。

大学院にもまた挑戦しようと、3校に願書を出して面接を受け、すべて合格した。


「戦争と平和」が、もう一度、自分の足で人生を歩きだすことを可能にしてくれたのだ。

以後、私は習慣的に読書をするようになり、仕事も生活も充実している。



うつを防ぎ、共感力を高める。



リバプール大学のジョージー・ビリントン博士によると、
私のように本によって人生が良い方向に変化した体験は、特に珍しくないという。

あまり知られていないが、よく本を読む人が普通に得られる「読書の効能」のひとつだそうだ。


「本を習慣的に読む人は、「物事を決断する」「計画する」「優先順位をつける」などの能力が、読まない人に比べて優れていることが明らかになったいます。

読書によって、「人生に山や谷は避けられないものだ」と理解できるようになるからでしょう。


・・・・・


一日に数分間でいい



①「読むべきだと思う本」ではなく「読みたい本」を読む

②週に30分だけ読む時間を作る

③読書の課題を設定し、変化をつける

④面白いと思えなければ途中でやめる