ラベル 経済 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 経済 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年9月17日月曜日

投稿日 2018年9月17日月曜日

中国の半導体バブルは大丈夫か… WBS 14SEP18より


中国のヤバさを放送。
建設中断の建物が目立つ。
半導体のイケイケ度にも警鐘。







2018年7月3日火曜日

投稿日 2018年7月3日火曜日

聞きかじり - ▲閉じていくアメリカ帝国と原油市場。 マーケットスクエア - 西山孝四郎 6月29日放送分

・米中は締めたり弱めたりしながら、基本的には貿易戦争に突き進んでいるように見える。

・グローバリゼーションは終わったといえる。

・アメリカは金融資本主義で何十年も食ってきて、貿易赤字を金融の黒字で埋めるという体制を作ってやってきたが、その結果トリクルダウンが起きなかった。

・金持ちが栄えると貧乏人も栄えるということにはならなかった。

・QEはうまくいかず、結果的には貧富の拡大がもたらされた。

・数%の金持ちと残りの貧乏人で政治は完全にひっくり返ってしまう。マジョリティが貧乏人になったので、トランプが大統領になった。

・アメリカもこれまでは巨大な軍事力を担保に世界中に製造業が生産ンラインを伸ばして、それでグローバル経済を運営してきたが、結局どこの国も賃金があがり、先進国にキャッチアップするなかで、フロンティアが無くなった。

・今までのように軍事にお金をかけて、世界展開する理由がなくなった。

・お金を儲けているのはアマゾンやグーグルなどのネット起業で、すでに国家の枠を超えている。

・いまさら車屋が世界中に出て行っても何の意味にない。すでに撤収している。

・アメリカでシェールオイルが沸いたことで、これまで重要な拠点だった中東、サウジがどうでもよくなった。

・サウジが要らなければ、イスラエルもどうでもいい。イランに対しても強硬に出る。

・世界から引き揚げていくなかで、この問題が起こるのは歴史の必然。

・中国が貿易戦争のあおりを受けて、おかしくなっている。上海株が年初より22%落ち込み、人民元相場が人民元安になっている。(ドルが上がっている。)
連日人民元安戦略をとっている。

・ユーロは移民の問題が国を分断する内戦になっている。自分たちが積み立てた年金などが全部遺民に食いつぶされる事態に、北欧含め我慢がならなくなっている。

・今までは外国人留学生にも奨学金を出していた状況はかわりつつある。これは失業に輸出をしている。ドイツもトルコ人であふれている。


▲閉じていくアメリカ帝国と原油市場。

アメリカがものすごく内向きになってしまった。
世界はブロック化している。
アメリカはカナダとメキシコのブロックだけでいい。鎖国しても困らない。
アメリカは昔に戻り、国内第一主義だと。

ヨーロッパは移民の問題で揉めているが、少なくともヨーロッパの英知を集めてEUとユーロを作ったブロックがある。

ロシアと中国がどこをひきつれて、参加に入れるかが焦点。

日本だけが蚊帳の外になりそう。



2018年4月18日水曜日

投稿日 2018年4月18日水曜日

聞きかじり ― 宮澤が入れたPKOがきっかけで、日本は失われた20年に入ってしまった。マーケットスクエア(2018年3月30日分)より

●忖度ETF買い指数 3月だけで8000億円の実弾

1992年の夏に当時の宮澤がPKO年金福祉事業団(現在のGPIF)を使って株の買い支えをやると、時の政権の指示率を上げたい、株を上げたいという意向を忖度してやった。

下がるべき相場を人為的に止めてしまう。

宮澤が入れたPKOがきっかけで、日本は失われた20年に入ってしまった。

効果がないことは分かっているが、日経平均で2000円のETF下駄を履いている。

2018年2月27日火曜日

投稿日 2018年2月27日火曜日

読みかじり -  ■「運任せ」の債務拡大 経済では「破壊的変化(disruptive change)」ー エコノミスト(16jan18)より

経済では「破壊的変化(disruptive change)」

P12

ドイツ経済が今好調なのは、共通ユーロがあるため。
ドイツはユーロ圏内の市場にアクセスがしやすく、ユーロ圏以外の日本、アメリカ、中国に対しても通貨価値を低く保てる。
ドイツは歴史的に見て工業国として、輸出に頼っている。
ドイツは輸出で繁栄し、ファンダメンタルズ、経済優位はユーロで保たれている。全てはユーロ次第。


P13 

■フランスはユーロ導入まで国の債務拡大を裏付けとした経済成長によって追いつくことを常としてきた。
が、それは自国の中央銀行があったときまでで、現在は欧州中央銀行(ECB)が中央銀行の役割を担っている。そしてECBはフランスの政治から独立して、ドイツ主導で動いている。


■EU内で核保有国であったのはこのれまでイギリスとフランスだったが、イギリスのEU離脱によってフランスだけとなった。
国連の常任理事国もこれまで2カ国だったが、フランスだけとなる。
フランスは「ヨーロッパの強国はフランス」という地位をより強固にできる。


■一方、アメリカではトランプが大統領だからといって大勢に変わりは無い。
アメリカは依然として金融界と軍事によって動かされているからだ。


■高額所得者は法律の枠組みを作っている役人よりはるかに優秀な税理士やアドバイザーを雇ってどんな法律にも対応してお金を動かし、税金逃れをすることができる。
そういう意味ではまともに税金を払っている納税者は常に負ける状況にある。

「私は大金持ちだから収賄によって買われることはない」というトランプは「ボナバルト主義者ー大衆の支持を得た独裁者」のようなもの。

革命ではないが、選挙であたかも人民を代表しているとしながら、実は権威主義的な態度で民衆を抑えつけようとする。

民衆とエスタブリッシュメントの間にあって双方に実質的権力をふるう。


■「運任せ」の債務拡大

■債務は特にアメリカで恒常的に増える。
債務には種類が3つある。
政府の債務、個人の債務、法人の債務。
問題はこの3つの債務が合計でどのくらいあるか。。

アメリカの一般の家庭の個人債務の合計は中国のGDPより多い。

▲債務が増え続けるとどうなるのか、正直言ってそれは誰も分からない。
なぜならこれまでの人類の歴史の中でこれほど債務が膨れ上がったことがないからだ。
運を天に任せるしかない。


■ドイツはEUの一部であって、もはや一国でなりたっているわけではない。

EUを一つの単位と見ると、EUの中のドイツは、日本の東京に相当するようなもので、経済活動の中心となっている。

このため、イタリアやスペインでは失業者が多いが、ドイツに冨を吸い取られている。

もともと、スペイン、イタリア、ポルトガル、ギリシャなどすべてユーロ圏に加盟するべきではなかった。

政治的に加盟することになったが、歴史的に見てもインフレ率が常に高く競争力が低い。ドイツにとってユーロ通貨の価値は低く設定され、南欧の国には高すぎる。しかしもう格差を是正するには遅すぎる。


時間かせぎの資本主義――いつまで危機を先送りできるか 単行本 – 2016/2/20

2018年2月20日火曜日

投稿日 2018年2月20日火曜日

聞きかじり - 最近ではラーメン指数があり、日本のチェーン店で800円ぐらいのラーメンが欧米(ニューヨーク、ロンドンほか)では等しく2000円以上になる。ー 西山孝四郎のマーケットスクエア(2018年2月9日より)

Q トヨタが儲かるとアメリカから文句を言われて通商問題になるのがこれまでの歴史だ。
  今回も円高に向かうのか?

A 為替の歴史は政治の歴史。日本円はアメリカに翻弄されてきた。
  ビッグマック指数だけではなく、最近ではラーメン指数があり、
  日本のチェーン店で800円ぐらいのラーメンが欧米(ニューヨーク、ロンドンほか)
  では等しく2000円以上になる。

ということは、購買力平価的に考えると円が安すぎる。

日本に来る外国人からみると、日本はホテルも食事もなんて安いんだという印象。
円が安すぎて、何でも安く写っている状況。

早かれ遅かれ円高が来る。

日本の輸出企業は90円でトントンで行ける実力がある。
いまの為替ではぼろ儲け。

2016年3月16日水曜日

投稿日 2016年3月16日水曜日

読みかじり - 戦争を含む世界全体を経済が動かしていることが分かったからだ。 - 経済と戦争 銭の戦争 第六巻 (ハルキ文庫 は 11-6) 文庫 – 2014/8/9 波多野 聖

やっと6巻目。面白い。

P36

戦争を含む世界全体を経済が動かしていることが分かったからだ。

産業の需要としての戦争だ。

「経済がまるで自動運動装置のように戦争を通して大きくなっている。欲が戦争を大きくしている。」

戦争が経済を大きくしているように見えるが、
実は逆になっていることに狂介は気が付いていた。

経済が人間を道具にし、人間同士で命を奪い合わせることで、増殖を続ける。

「まるでアルゴリズムのようだ。演算の手続きを指示する規則や算法。。。。。経済が世界的に増殖する過程でそのアルゴリズムが自動的に発動し永久運動を始めた。そして、それはもう人間には簡単に止めることが出来ない。。。。。
だからこの戦争はちょっとやそっとでは終わらない。世界全体を巻き込み、道具である人間の活動がとことん疲弊して動かなくなるまで続けられる。」

。。。。。


20世紀、世界的な銭の時代の到来。。。。

銭による戦争の時代の到来が創り出した存在が守秋なのだ。。。



銭の戦争 第六巻 (ハルキ文庫 は 11-6) 文庫 – 2014/8/9

2016年3月11日金曜日

投稿日 2016年3月11日金曜日

聞きかじり - 経済動向を見極める~不況への備えを怠るな~立教大学山口氏 2016年2月29日より

住宅投資の減少

1月のマンション販売の首都圏は前年比で11%減で、5年ぶりの低水準。
契約率は58.6%で7年ぶりの低水準。

1月の輸出は前年同月比で12.9%の落ち込み。(2009年11月以来)

輸出関係の部品製造業者ではリーマンショック並みの悪さ。。。