DRAMの製造フローは500工程ある。
2-3割の理由不明の工程フローが実は以前の古い工程を踏襲して増やしてきたことが判明。
16メガ、64メガそれぞれの工程が見直されず、工程が単純に増え続けていた。。。
結果、製造コストがかさみ、利益がでなくなってしまった。
▲この原因は人事制度の問題ではないかと?
技術者として功績があると昇進、課長などに昇進するとマネージメントの仕事になり、マネージメントの能力を発揮できない人が出てくる。
⇒ 無能化する。
人格を否定しているのではなく、仕事に適応できない意味。
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ローレンス ピーターという学者が1969年にピーターの法則を発表。
まさに
会社のような階層社会では、全ての人は現在の地位のおいて有能であれば、昇進する。
いずれは、その人の無能レベルに到達する。
組織に十分な地位、十分な時間があると、全ての人がその人の無能レベルまで昇進して、そこにとどまりつづける。
やがてあらゆる地位は無能レベルのひとで占められる。
誰が仕事をしているのか?
まだ無能レベルに到達していない人が仕事をしている。
▲例)役職の数が多くなる典型的な例が2004年に日立と三菱の合弁会社のルネサスができた。
一つの部署の課長の上に12人の部長クラスが存在。
社員数は27000人のうち部長職が4000人もいた。。。。
■個人として無能レベルに陥らない方法
無能のフリをし、昇進しない。
いまの地位にとどまり続けることができ、そこで創造的な仕事をする。
世の中には昇進しないことによって、大成功して人がいる。
ノーベル賞をとった島津製作所の田中氏がいい例ではないか。
田中氏は研究職が向いているとして、昇進を2度も断った。
もし、昇進したら、ノーベル賞を取らなかったかもしれない。。。
●組織では管理職を増やさず、課長、部長を一人にしぼる。できる人は給料を上げてあげる。
ピーターの法則 創造的無能のすすめ 単行本 – 2003/12/12