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2016年5月8日日曜日

投稿日 2016年5月8日日曜日

読みかじり - 10巻まで読書完了! 銭の戦争 第10巻 魔王復活 (ハルキ文庫 は 11-11) 文庫 – 2015/9 波多野 聖

10巻まであっという間の面白さ!苦手な歴史も面白く描写。

銭の戦争 第10巻 魔王復活 (ハルキ文庫 は 11-11) 文庫 – 2015/9

2016年3月22日火曜日

投稿日 2016年3月22日火曜日

読みかじり - 「西欧特有のメシア信仰だよ。」  - 銭の戦争 第六巻 (ハルキ文庫 は 11-6) 文庫 – 2014/8/9 波多野 聖

P224

「平等な世界など所詮どこにも無いのだよ。
共産主義はマルクスによる理論で一見、科学的・合理的に見えるが理想を理想としたままのものだ。つまり、核は空洞だ。
だが空洞であることは。。。ある意味、強い。
理想というのはイデア、つまりプラトニズムだ。
二千年前にプラトンによって考え出されたものが、ずっと西欧には続いているのだ。
そして、その中からは必ず指導者、王が出てくる。
人間たちの世界だからな。。。それは間違いない。
西欧特有のメシア信仰だよ。
キリスト教が栄える心理的基盤がそこにある。
それを合理と勘違いしてはいかん。
共産主義は一見合理性と理想を併せ持つが。。そこに落とし穴がある。
おそらく恐怖による支配が強まるだけだろう。
そして指導者、王となるための権力闘争は繰り返される。それも闇の中で。。。。。


銭の戦争 第六巻 (ハルキ文庫 は 11-6) 文庫 – 2014/8/9



2016年3月21日月曜日

投稿日 2016年3月21日月曜日

読みかじり - 「偶然かもしれませんが、。。。。完全数です。 その数自身を除く約数の和がその数自身と等しい。 一番小さな完全数は6です。 1と2と3を足したものになる。」  - 銭の戦争 第六巻 (ハルキ文庫 は 11-6) 文庫 – 2014/8/9 波多野 聖

P106

「偶然かもしれませんが、。。。。完全数です。
その数自身を除く約数の和がその数自身と等しい。
一番小さな完全数は6です。
1と2と3を足したものになる。」

「。。。本当だ!28の約数は。。。1と2と4と7と14、足すと。。。。。28になりますね。でもそこに何か意味があるのですか?」


「偶然でしょうが。。。。歴史的な意味をそこに見る考え方があります。

6は神が6日で世界を創造した日数とすることから重要視され、28は月の周期です。嘗て一年を13ヶ月としていた古代の文明があり、ひと月を28日と定めていたともいわれたりしています。」

「28x13は。。。364! 赤根さんは外交官なのに何故そんなことを知ってらっしゃるのですか?」








銭の戦争 第六巻 (ハルキ文庫 は 11-6) 文庫 – 2014/8/9


2016年3月16日水曜日

投稿日 2016年3月16日水曜日

読みかじり - 戦争を含む世界全体を経済が動かしていることが分かったからだ。 - 経済と戦争 銭の戦争 第六巻 (ハルキ文庫 は 11-6) 文庫 – 2014/8/9 波多野 聖

やっと6巻目。面白い。

P36

戦争を含む世界全体を経済が動かしていることが分かったからだ。

産業の需要としての戦争だ。

「経済がまるで自動運動装置のように戦争を通して大きくなっている。欲が戦争を大きくしている。」

戦争が経済を大きくしているように見えるが、
実は逆になっていることに狂介は気が付いていた。

経済が人間を道具にし、人間同士で命を奪い合わせることで、増殖を続ける。

「まるでアルゴリズムのようだ。演算の手続きを指示する規則や算法。。。。。経済が世界的に増殖する過程でそのアルゴリズムが自動的に発動し永久運動を始めた。そして、それはもう人間には簡単に止めることが出来ない。。。。。
だからこの戦争はちょっとやそっとでは終わらない。世界全体を巻き込み、道具である人間の活動がとことん疲弊して動かなくなるまで続けられる。」

。。。。。


20世紀、世界的な銭の時代の到来。。。。

銭による戦争の時代の到来が創り出した存在が守秋なのだ。。。



銭の戦争 第六巻 (ハルキ文庫 は 11-6) 文庫 – 2014/8/9