2016年7月27日水曜日

投稿日 2016年7月27日水曜日

読みかじり - 欧州、中国、韓国にもデフレの波 世界が日本に追いついた -日経ビジネス(02may16)

P25

HOYA鈴木洋CEO寄稿


シンガポールは小国ということもあり自国にニュースがほとんどない。

代わりに世界中の情報が入ってくる。しかも均等に。
おかげで世界の動向を冷静に分析できます。
そこで思うのは、世界はもうデフレに入ったということです。



物価がが上がりにく状況がなぜ起きているのか。


インターネットの普及による知識の拡散と、資本の自由な越境が原因でしょう。

知識とお金がすぐに手に入るため、ある種の製品は誰でも簡単に作れるようになりました。

半導体や液晶パネルは典型です。


ネットの普及や自由な資本の移動を背景に、様々な分野で効率が高まりました。

効率化は価値となり、富を生み出しました。

しかし、永遠に効率を上げることはできません。


<自然利子率とな何か>

自然利子率とは、貯蓄と投資を均衡させる物価に中立的な金利のこと。


投資が貯蓄よりも過剰であれば金利が上がり、貯蓄が投資よりも過剰であれば、金利が下がる。

「お金のレンタル料」

と表現されることもある。




投稿日 2016年7月27日水曜日

読みかじり - その道に苦労する人が玄人、その道を知ろうとする人を素人とい う - 読売(26jul16)編集手帳より

読売の編集手帳より

プロとアマはどう違うのだろう。

英文学者にしてダジャレの名手、小田島雄志さんの説は味がある。

<その道に苦労する人が玄人、その道を知ろうとする人を素人という>

・・・

広島黒田投手

「投げることが楽しいと思ったことは一度もない」と。

日米通算200勝を成し遂げての感慨である。

玄人は苦労人、小田島説の通りだろう。




2016年7月26日火曜日

投稿日 2016年7月26日火曜日

読みかじり - モハーベ砂漠に起業家が集まる - 日経ビジネス(02MAY16)

宇宙ベンチャーのシリコンバレー

革新起こす生態系が不可欠


気候や人材にも恵まれている。

砂漠の中にあるモハーベは年間を通して好転が多く、雨がほとんど降らない。

周囲に人が住んでいないことも宇宙開発では大きなメリットだ。









http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/NBD/15/special/042600311/?ST=pc


特集 迫る世界デフレ

PART3

砂漠に起業家が集まる理由

異次元イノベーションを起こせ

成長の限界に直面している世界経済。その壁を乗り越えるために、様々な需要創出策が議論されているが、本質的な成長ドライバーはイノベーションしかない。前ページまでで見てきたデフレ克服企業のように、イノベーションによって付加価値を生み出し、消費者に驚きを与えるような製品やサービスを提供していくことこそが王道だ。
投稿日 2016年7月26日火曜日

読みかじり - 花舞う里 単行本(ソフトカバー) – 2016/5/18 古内 一絵 (著)

この話も描写が秀逸。
それぞれの場面が自分の脳に展開される。

花舞う里 単行本(ソフトカバー) – 2016/5/18

投稿日 2016年7月26日火曜日

読みかじり - 25年目の「ただいま」 単行本(ソフトカバー) – 2015/9/18 サルー・ブライアリー (著), 舩山 むつみ (翻訳)

FACEBOOKとGOOGLEの組み合わせで実現できた話。
運命と偶然のなせるわざか。

25年目の「ただいま」 単行本(ソフトカバー) – 2015/9/18

投稿日 2016年7月26日火曜日

読みかじり - 痛みの道標 単行本 – 2015/7/23 古内 一絵 (著)

著者の描写が秀逸。まさにそれぞれの場所が想像できるかのよう。。

赤道の町に行ってみたくなった。

ブックログの書評のほうが良い。

痛みの道標 単行本 – 2015/7/23

投稿日 2016年7月26日火曜日

読みかじり - お金のことが不安ですか?それなら解きほぐしましょう - ダイヤモンド(

http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/16824

からの引用。出口治明氏寄稿

P44

まず皆さんが抱える悩みの中で大きなものは{老後」なのではないでしょうか?


考えずに焦って「年金が破たんするかもしれないから、払わずに自分で銀行に貯める」と決めてしまうのは間違っています。

年金が破綻するかもしれないというのは、日本が借金を重ねていて、いずれ財政破綻するから年金も破綻するという根拠でしょうが、逆に言えば、日本の借金は国債を発行することで補っていますが、国債を発行できる限り年金も払えるということになります。


仮に国債を買ってくれる人がいなくなり、ただの紙切れになったときは国が破綻するときです。
そして、国債を大量に保有しているのは銀行などの金融機関です。

つまり、
国債が紙切れになった状況では、国よりも先に日本の金融機関が破綻してしまいます。


どのような国であれ、信用力が国より高い金融機関は存在し得ないのです。



「年金破綻が心配だから払わないで銀行に預ける」という行為は、より不安定な機関にお金を預けるということなのです。



<労働力不足で定年退職ななくなります。>


老後を不安に思わせるもう一つの大きな理由は「定年退職制度」の存在でしょう。


定年があるから、「じゃあ65歳までにお金をためないといけないな」と考え、不安になってしまう。

しかし、このままいけば、日本の労働人口は大幅に少なくなり、定年制はいずれ廃止されるでしょう。。。


そもそも定年制があるのは、日本くらいです。


定年がなくなれば、給与が毎月入ります。


僕はよく家計をバケツに水がたまるように例えますが、注ぐ蛇口が二つになるわけです。



<世の中に不安が増大するのには理由があります>


不安増大の構図



不安の先には儲かる人が必ずいる。



だからまずは



「こういう不安を煽る情報が流通することで儲かるのは誰だろう?」

と自分の頭で考える癖をつけよう。


投稿日 2016年7月26日火曜日

最終的にはエネルギーと食糧の問題か。。。。 ニコラテスラの技術がいろいろと開花して欲しい。

最終的にはエネルギーと食糧の問題か。。。。 ニコラテスラの技術がいろいろと開花して欲しい。

エネルギーコストが下がれば、日本の借金削減に効果が大きいか??
ほかの問題解決が進まないので。。。





http://response.jp/article/2016/07/25/278943.html

より引用






テスラ、ソーラールーフ開発へ…エネルギー生産と貯蔵を統合






米国のEVメーカー、テスラモーターズ。同社が、画期的な「ソーラールーフ」の開発計画を打ち出した。

これは7月20日、テスラモーターズが公表した「マスタープラン パート2」の中で、明らかにされたもの。マスタープラン パート2は、イーロン・マスクCEOが、今後10年のテスラ方向性を示した中期経営計画となる。

このマスタープラン パート2において、マスクCEOは、「バッテリー ストレージとシームレスに統合された素晴らしいソーラールーフを作る」と宣言している。

テスラのこのソーラールーフの特徴は、エネルギー生産と貯蔵を統合するという点。蓄電池と太陽光発電がスムーズに統合した、美しく、機能的な製品であり、このソーラーパネルで個人が電気を作れるようにして、それを世界規模で展開することを目指す。

テスラモーターズは、「注文、設置、サービス契約、スマートフォンアプリは、すべて一元で管理していく」と説明している。

2016年7月25日月曜日

投稿日 2016年7月25日月曜日

読みかじり - たった40秒間、緑を見るだけで生産性が高まる(Gazing at Nature Makes You More Productive) ダイヤモンド ハーバード レヴュー(nov15)

P106

メルボルン大学の研究チーム


<検討課題>

風景を映し出すスクリーンセーバーだけでも、自然を見ると集中力が高まるものだろうか。

40秒間草地を眺めたら実際に成果が出るのだろうか。





私たちの実験では、こうした40秒という短い休憩で緑に触れること、つまり窓ごしに外の自然を見る、外を歩く、あるいはスクリーンセーバーの緑を見るだけでも、職場での注意力と作業効率を高める効果があるかもしれないということがわかったのです。




緑の屋根を見て注意力が向上するというのは、どういうことでしょう。私たちは自然と結びついているということですか?




この調査では、自然環境は人に恩恵を与えるという、注意修復理論(ATTENTION RESTORATION THEORY)に注目していました。

この理論によると、もとより自然は魅力的なものなので、人は意識することなく、思わず注目してしまいます。

人が日々の仕事に必要とする注意制御力には頼らないのです。

ですから自然環境を見つめると、注意制御(ATTENTION CONTROL)機能を補充する機会が与えれれます。

私たちは蓄えられている一定量の注意制御機能を絶え間なく使用しているので、これは非常に重要なことです。


40秒という時間枠は、予備調査で被験者に同様な課題を与え、短い休憩の時間が来ると、好きなだけ緑の屋根を見た後に仕事を再開することができるようにしました。

被験者たちが見ていた時間は平均40秒でした。



2015年11月号



2016年7月22日金曜日

投稿日 2016年7月22日金曜日

読みかじり -  人工知能はビジネスをどう変えるか - ダイヤモンド ハーバード ビジネス レヴュー(NOV15)

P44

歴史的変曲点をもたらす3つの変化

2015年5月28日、深層学習(ディープラーニング)を搭載した、世界で初めて大規模で展開するサービス Googleフォトがリリースされた。


このアプリは、スマートフォンなどに保存された写真データを、自動で分類し、合成写真まで作成する。

これはユーザーのデバイス上の画像データをクラウドで管理する仕組みだが、世界の億単位の人が数千枚、数万枚の写真、つまり兆単位の写真を一気に上げ始めた。

その写真の仕分け、連続写真の合成スピードは驚くほど的確かつ速い。

1000人で取りかかっても7,8年はかかると思われる処理を、このサービスは1日でやってのける。

人間の200万倍以上のスピードだ。

このサービスに使われている深層学習は、現在最も注目されているAI(人口知能)の要素技術の一つである。



①情報科学

これまでの人工知能研究の中心にあるのは、機械学習とデータマイニングだが、大半の産業分野での利用はこれからだ。

機械学習(マシンラーニング)とは、コンピュータが経験からルールや知識を学習し、賢くなる技術である。


。。。。

②データ

どれほど機械学習、深層学習などの技術が発達しても、それらを正しく機能するように機械が学習するには大量のデータが必要だ。

ビッグデータの出現。

③情報処理能力

これまでバッチ処理でしか取扱いが困難であった機械学習、深層学習をリアルタイムに近い形で処理していくことの効果は大きい。

解析に1時間半かかったいたものが、1分(100倍)、10秒(約500倍)で返ってくることで、データの持つ力を即座に利用できるようになるからだ。

数時間前はこうでしたという話と、いまこれが起きています、という話の違いだ。



以上の3つの変化により、目的が明確な情報処理や分析業務の多くが自動化する。


AIとデータが産業革命(第一の機械化)の時のような不連続変化、情報産業革命(第二の機械化)を引き起こす可能性は高い。


AIと人間の棲み分け

①AIには意志がない

AIには個体としての意識がない。情報を処理する機械にすぎないため、目標設定、ゴール設定、ビジョンを立てることができない。


②AIは人間のように知覚できない

色、香り、肌触りなど物理量ではない質感の理解をAIに期待することはできない。


また、感情は扁桃体などの我々の脳の構造から生まれるため、AIは感情を識別できたとしても感情(好き嫌いの判断)を持たない。


③AIは事例が少ないと対応できない。

人間は前例がない状況でも、普通に利かないアナロジーを利かせ、見立てていく。


④AIは問いを生み出せない

AIは問いを投げかける力を持たない。

計算はできるが問題や式をつくれない電卓に似ている。生産的な批判もできない。


⑤AIは枠組みのデザインができない


⑥AIにはヒラメキがない

⑦AIは常識的判断ができない

⑧AIには人を動かす力、リーダーシップがない


2015年11月号