http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/16824
からの引用。出口治明氏寄稿
P44
まず皆さんが抱える悩みの中で大きなものは{老後」なのではないでしょうか?
考えずに焦って「年金が破たんするかもしれないから、払わずに自分で銀行に貯める」と決めてしまうのは間違っています。
年金が破綻するかもしれないというのは、日本が借金を重ねていて、いずれ財政破綻するから年金も破綻するという根拠でしょうが、逆に言えば、日本の借金は国債を発行することで補っていますが、国債を発行できる限り年金も払えるということになります。
仮に国債を買ってくれる人がいなくなり、ただの紙切れになったときは国が破綻するときです。
そして、国債を大量に保有しているのは銀行などの金融機関です。
つまり、
国債が紙切れになった状況では、国よりも先に日本の金融機関が破綻してしまいます。
どのような国であれ、信用力が国より高い金融機関は存在し得ないのです。
「年金破綻が心配だから払わないで銀行に預ける」という行為は、より不安定な機関にお金を預けるということなのです。
<労働力不足で定年退職ななくなります。>
老後を不安に思わせるもう一つの大きな理由は「定年退職制度」の存在でしょう。
定年があるから、「じゃあ65歳までにお金をためないといけないな」と考え、不安になってしまう。
しかし、このままいけば、日本の労働人口は大幅に少なくなり、定年制はいずれ廃止されるでしょう。。。
そもそも定年制があるのは、日本くらいです。
定年がなくなれば、給与が毎月入ります。
僕はよく家計をバケツに水がたまるように例えますが、注ぐ蛇口が二つになるわけです。
<世の中に不安が増大するのには理由があります>
不安増大の構図
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不安の先には儲かる人が必ずいる。
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だからまずは
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「こういう不安を煽る情報が流通することで儲かるのは誰だろう?」
と自分の頭で考える癖をつけよう。
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