HOYA鈴木洋CEO寄稿
シンガポールは小国ということもあり自国にニュースがほとんどない。
代わりに世界中の情報が入ってくる。しかも均等に。
おかげで世界の動向を冷静に分析できます。
そこで思うのは、世界はもうデフレに入ったということです。
物価がが上がりにく状況がなぜ起きているのか。
インターネットの普及による知識の拡散と、資本の自由な越境が原因でしょう。
知識とお金がすぐに手に入るため、ある種の製品は誰でも簡単に作れるようになりました。
半導体や液晶パネルは典型です。
ネットの普及や自由な資本の移動を背景に、様々な分野で効率が高まりました。
効率化は価値となり、富を生み出しました。
しかし、永遠に効率を上げることはできません。
<自然利子率とな何か>
自然利子率とは、貯蓄と投資を均衡させる物価に中立的な金利のこと。
投資が貯蓄よりも過剰であれば金利が上がり、貯蓄が投資よりも過剰であれば、金利が下がる。
「お金のレンタル料」
と表現されることもある。
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