赤道の町に行ってみたくなった。
ブックログの書評のほうが良い。
痛みの道標 単行本 – 2015/7/23
古内 一絵 (著)
http://www.nankyokusei.com/articles/2011/01/--penemuan-khatulistiwa-di-pontianak-.php
から引用
ポンティアナックにて、赤道発見! -Penemuan Khatulistiwa di Pontianak!-
緯度0°の赤道直下の町ポンティアナックから、カリマンタン横断道路「トランス・カリマンタン」を東へ。赤道上を走る、走る。そこに、赤道を見つけた。
Kota Pontianak terkenal sebagai "Bumi Khatulistiwa" karena dilintasi oleh Garis Khatulistiwa. Disana kita berkendara menyusuri Garis Khatulistiwa ke arah timur melalui jalan Trans-Kalimantan yang terbentang searah dengan Garis Khatulistiwa.
「赤道」=赤い道」。
私の赤道との出会いは、エーリヒ・ケストナーの『五月三十五日』に出てくる「赤道」が最初だ。赤道は海の中へ真っ直ぐに伸びる「鉄の帯」で、主人公の少年は、その上を馬に乗って進み、南洋まで旅をする。「赤道っていう道があるんだ......」と子供心に深く刻まれた。
私の赤道との出会いは、エーリヒ・ケストナーの『五月三十五日』に出てくる「赤道」が最初だ。赤道は海の中へ真っ直ぐに伸びる「鉄の帯」で、主人公の少年は、その上を馬に乗って進み、南洋まで旅をする。「赤道っていう道があるんだ......」と子供心に深く刻まれた。
このお話のように、実際に地球をぐるっと回る赤い道でもあったら面白いと思うが、そんなことはあるわけもなく、赤道は目で見ることはできない。赤道上に立ったからといって、地球規模の話になってしまうので、それを体で感じることも難しいだろう。「ポンティアナックで赤道は発見できるんだろうか......」という不安を感じつつ、飛行機に乗った。
ポンティアナックは緯度0度、赤道直下の町。「Kota Bumi Khatulistiwa(赤道の町)」とも呼ばれる。地球上で、太陽に一番近い場所だ。心なしか、かっと照りつける太陽の日差しは強く、肌がひりつくようだ。
町外れに「赤道の碑」(Tugu Khatulistiwa)が建っている。日の出と日の入りを表す、黒い柱が4本。頑丈なカリマンタンの鉄木が使われている。その上に、コンパスを模した矢印、地球を表す円が2つ、そして赤道を模した円周が取り付けられている。赤道を表す円周の上下には「EVENAAR」(オランダ語で「赤道」の意味)という文字が入っている。
ドームの中にある碑が、1928 年にオランダ人が建てたオリジナル。元々は、4本の柱の上に矢印を付けただけの簡単なものだった。そこに円2つが加えられ、さらに1938 年に、イスティクラル・モスクを設計したことでも知られるインドネシア人建築家シラバン氏が「赤道」を表す円周を加え、碑は完成を見た。1990 年には、それまでは野ざらしで雨や太陽にさらされてきた碑の上にドームが建てられ、ドームの上には赤道の碑の5倍の大きさのレプリカが作られた。