【NHK式+心理学】 一分で一生の信頼を勝ち取る法―NHK式7つのルール― 単行本(ソフトカバー) – 2014/8/1
P101
目線が怖いあなたへ!人前で緊張しない方法
心の矢印の向きを変える方法です。
他者に「姿を見られている」とか、「話しを聞かれている」というのは受け身の形です。
そこには大勢の人の目があります。
そのたくさんの目が矢印としてあなたに向かって刺さってくるようなイメージです。
緊張して当たり前です。
緊張しないためには、矢印の向きを反対に変えましょう!
つまり、他者に「姿をみせている」とか「話を聞かせている」という積極的な姿勢です。
矢印の始まりはあたなで、聞き手に向かってあなたが矢を放っているわけです。
「矢印跳ね返し法」でこちらから伝えていこうとすると緊張しません。
緊張している場合ではなくなるからです。
心の矢印の向けを変えるコツは、足です。
実際に相手の矢を剣で跳ね返すとしたら、そのときの足はどうのようになっているでしょう。
どちらか片足の効き足を相手に向かって一歩前に出しませんか?
その姿勢で話すのです。緊張しているときは、たいてい両足がそろった「気をつけ」の姿勢になっています。
両足がそろっていることに気づいたら、効き足を一歩前に出しましょう。
身体を変えると、心もついてきます。
P145自信がなくても、手を机の上に出すだけで提案が通る!?
アメリカの文化人類学者エドワード・T・ホールは、「人間はどの文化圏でも、恥ずかしいときに手で顔を隠す」と指摘しています。
これはもともと身体を隠す行為でした。
手を出し続けるだけで、相手に信頼感を与えられる人になれる。
P190
穴埋めすればすぐできる!「1分自己紹介」フォーマット
1つ目のフォーマットは「PREP法」です。
「PREP法」とは、Point(結論)、Reason(理由)、Example(例)、Point(結論)の順番で話す方法です。
●Point(結論)。。。。「私は~だ。」
「私は一期一会の精神でお客様と面会することを大切にしています。」
●Reason(理由)。。。。「なぜならば~」
「なぜならば、そのほうがお客様と信頼関係を築きながら結果として長くお付き合いができるからです。」
●Example(例)。。。「たとえば~」
「例えば、私はお客様を訪問した帰り道、すぐにハガキを書いてその場でポストに入れるようにしています。もしお客様ともう二度と会うことができないとしたら、いま自分からアドバイスできることは何かを考えて書きます。」
「「私からのハガキを楽しみにしている」と言ってくださるお客様がいます。その方は私の八ガキを読みたいがために、面会予約を入れてしまうと笑っていました。もう10年連続で契約を更新してくださっています。」
●Point。。。(結論)「だから、私は~だ。」
「だから、私は、一期一会の精神でお客様と面会することを大切にしています。」
7つの悪い例
❶長い一文
句点、つまり「。」から「。」までが51文字以上あるのはx。
「。」から「。」までは50文字以内に収める。
❷連帯修飾句
修飾された長い主語はx。
修飾している部分は、いくつかの文に分ける。
x 昨日幕張メッセで開催いたしました弊社の新商品の発表会には、大勢のみなさまに青つまりいただきました。
○昨日弊社の新商品の発表会を幕張メッセで開催いたしました。
発表会には、大勢のみなさまにお集まりいただきました。
❸否定主語
主語が否定形になっているのはx。述語で否定する。
x今年度売上の悪い地区は、A地区とB地区です。
○今年度、A地区とB地区は、売り上げが悪くなっています。
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