2016年2月18日木曜日

投稿日 2016年2月18日木曜日

読みかじり - 再発する世界連鎖暴落――貧困に沈む日本 (Econo-Globalists 18) 単行本 – 2015/10/31 副島隆彦














再発する世界連鎖暴落――貧困に沈む日本 (Econo-Globalists 18) 単行本 – 2015/10/31




P38

実際にはアメリカ政府は、世界中から吸い上げた資金を、自分の大借金である米国債の値段が崩れないようにするために使うことに必死である。

本当は、アメリカは株価などよりも債券市場(米国債)の崩れのほうが心配なのだ。


債券市場は株式市場の100倍ぐらいの金額がある。

債権(国際)市場のほうがずっと大きくて重要なのだ。

その主要な中身は、アメリカ連邦政府が公然と抱えている累積債務(20兆ドル=2400兆円)を中心にして、6000兆円(50兆ドル)の政府部門の大赤字がある。それを穴埋めする資金をどこかから調達してくることで大わらわである。
そうしないと財政が破綻する。



P66

ダイヤモンドは19世紀後半ごろから、南アフリカでたくさん採れるようになった。
セシル・ローズというイギリス人の男が一代で巨大な財産家になった。

いまやダイヤモンドを研磨、加工する工場の9割はインドのムンバイである。

かつてのダイヤモンド3つの都と言われたベルギーのアントワープ、イスラエルのテルアビブとニューヨークのユダヤ商のダイヤモンド街(ロー)は影が薄くなっている。


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