2016年2月23日火曜日

投稿日 2016年2月23日火曜日

見かじり シェールガス3月危機 2月23日 NHKクローズアップ現代より

シェールガス3月危機 WTI 25ドル割るとパニックに。全米4000社の3分の1が破綻し、100兆円の債権の30兆が失われる可能性あり。今日のNHKクローズアップ現代より



http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3774.html

今月、一時1バレル26ドル台まで下落し、12年ぶりに安値をつけた原油の先物価格。なぜ原油安は止まらないのか。背景には、経済制裁の解除を受け増産を計画するイランなどの影響で原油が世界的に供給過剰であること、また多くの投資家が原油市場から資金を引きあげていること、さらにサウジアラビアがリードするOPEC=石油輸出国機構による価格決定力が低下したこと、などがある。この原油安、私たちの暮らしにはプラスの要素が多いが、産油国には大きな打撃となり、世界経済のリスクにもなっている。ベネズエラでは、激しいインフレが市民の暮らしを直撃、巨額の財政赤字に苦しんでいる。世界最大の産油国となったアメリカでは、中小企業を中心にシェールオイルを開発する企業の破綻が相次ぎ、石油メジャーの業績も急速に悪化。原油を中心としたエネルギー関連の債券「ハイイールド債」を購入していたファンドが閉鎖されるなど、今後金融市場にもリスクが広がるのではないかと指摘されている。原油安はどこまで続くのか、世界経済にどんな影響を及ぼすのか、探る。

0 件のコメント:

コメントを投稿