プラスチックだけで車を作れるか。
裂けにくいプラスチックは驚きの出来!
世界中でプラスチックの研究が盛ん。
千葉県柏市にある東京大学。伊藤教授がプラスチックで作ろうと考えているのが自動車です。実現すれば車体の重量は半分になり燃費は向上。さらに金属などでは整形が難しい複雑なデザインも可能になるといいます。このプロジェクト経済効果は2兆円ともいわれ国をあげて実用化を目指しています。伊藤教授が研究するプラスチック、従来のものと比べ4倍の伸縮性があります。全国の大学でプラスチックの研究は進められ大阪大学では自己修復機能をもつプラスチックの開発も。全国の大学と企業がタッグを組むこのプロジェクト。1つの部品を担当する企業を1社に絞りこむことで企業秘密を気にせず研究に集中できる環境を整えました。今回タイヤの研究を進めるブリヂストン。タフなプラスチックを生み出す原理を応用することでゴムの品質向上を狙っています。大学と企業が一丸となって挑む新たな素材。オールジャパンで世界に挑みます。
取材先
・東京大学 科学技術振興機構
・大阪大学
・ブリヂストン 技術センター
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