2015年12月2日水曜日

投稿日 2015年12月2日水曜日

読みかじり - 欠陥マンションの見抜き方  - ダイヤモンド(14nov15)より



http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/15351

・データ改ざんが全国に飛び火 後回しにされる実態の把握 ・〈Column〉横浜の案件だけではない! 福岡でもデータ流用が判明 ・黒歴史 大手でも安心できない 過去の欠陥マンション一覧 


①まずは地盤や地域を調べるのが王道。

地盤ネットが運営する「地盤カルテ」と「地盤安心マップ」


地盤を調べる上で気を付けたのが、「水」や「谷」が付いた地名。
(昔から人が住まない地域に駅や線路が走っていることが多い)

他にも、傾斜地や地盤の緩い埋め立て地は極力避けることや、地域の目的に応じて分けられる用途地域もしっかり確認する。

②パンフレットやチラシに記載されている「工期」

ー 工期が短い物件は”手抜き”工事の可能性が高くなる -

「階数プラス3-4ヵ月が工期の目安」
これより短い工期だと突貫工事になりがちで、手抜き工事の危険性が高まる。併せて、2月、3月はマンションの竣工ラッシュのため、避ける方が無難。


事業主(売主)や施工会社、設計事務所がどこかにも目配り。

気を付けたいのがJV(共同企業体)と、工事を受注するゼネコンが事業主や設計者に名を連ねていること。

複数の不動産会社が手掛けるJVの場合は意見が対立sに、中途半端な物件になりがち。


③マンションの質を左右する「構造」に注意。

地盤面から45メートルを超えると高層マンション扱いになるため、特別な手続きが必要となる。
それ故、ちまたには45メートル以内のマンションが多い。

ここで注意すべきは階数だ。

45メートルであれば、14階建てと15階建ての両方を建てることができる。
売り主側からすれば販売戸数が多い方がいいため15階建てにしたいところだが、これでは平均階高が3メートルを切ってしまう。
つまり床や天井の厚みが薄くなるなど、マンションの質に影響してしまう。

また、
「鉄筋コンクリート造(RC造)」か
「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」かなどの構造も把握しておきたい。

RC造は比較的自由な設計が可能だが重量が重くなりがち。
SRC造は鉄骨ならではのしなやかさを持っているが、その分建設コストが高い。

構造で注意すべきは
「一つの建物で上の階と下の階の構造が違っていないか」
継ぎ目の部分にひずみが生じ、コンクリートにひび割れの発生恐れがある。













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