2015年11月11日水曜日

投稿日 2015年11月11日水曜日

読みかじり - 日本人が知らない日本の歴史について、話をしよう(大前研一氏) プレジデント(12jan15)

雑誌からの抜粋です。

そもそも歴史は捏造されるもの

歴史は、
嘘をつく。なぜなら人間の歴史は戦争の歴史であり、歴史は勝者によって作られるからだ。
第二次世界大戦の敗戦国となった日本に何が起きたのか。
そしてどのような負の遺産が、今日に至るまで残されているのか。


ヤルタ会談の米ソ密約が領土問題の元凶

まず日本の歴史認識の問題として、
ロシア(旧ソ連)との関係を取り上げる。
日本政府は北方領土を「日本固有の領土」として返還運動を行ってきた。そのため日本人の多くは、日ソ中立条約があったにもかかわらず、日本がポツダム宣言を受託して無条件降伏した後にソ連軍が侵攻を続け、北方領土を不法に占拠し、以来、実行支配しているのだ、と思い込んでいる。しかし史実は異なる。

連合国側で戦後の対日政策が最初に話し合われたのは、第二次世界大戦中の1943年に開かれたカイロ会談で、出席したのはルーズベルト大統領、チャーチル英首相、そして蒋介石中国国民政府主席の三首脳。
日本の無条件降伏、日本軍がせんりょうした太平洋の島々の剥奪、満州、台湾、



0 件のコメント:

コメントを投稿