2015年11月11日水曜日

投稿日 2015年11月11日水曜日

読みかじり - 四半期決算はストレス - HARVARD BUSINESS REVIEW ( DEC2014)

P52 - 伊藤忠商事社長 岡崎正弘氏

四半期決算は大きなストレス


百歩譲って半期決算であればまだ理解できる。

経営者が四半期決算に縛られていることが、長期的な経営判断に影響を与えていると言っていいでしょう。それは株主にとって不利益をもたらすとも言えます。


(株主の平均保有期間は、中央値で1年とも言われています。つまり、株主の短期利益に目を向けることは、1年で去ってしまう人々を優先することとも言えます。)編集部質問

P44 - サム・パルサミーノ 前IBM CEO

四半期ごとの業績説明会から手を引く

その代りに年に一度、春に投資家とのミーティングを開く。


P69

投資家は企業に長期目標を求めよ
Focusing Capital on the long term

四半期主義がもたらす悪循環からの脱却

四半期資本主義 quarter capitalism



P82

YKKが非上場を貫く理由  - YKK CEO 吉田忠祐氏

株は事業への参加証


先代である私の父、吉田忠雄はこう考えていました。

「社会的信用は、上場によってではなく、みずから作り上げる。資金調達は増資ではなく、金融機関から借りる。信用があって金利を滞りなく支払う前提で事業を組み立てれば、資金はいくらでも借りられる。万が一資金調達に必要なコストを支払えないようであれば、そんな経営などやめればいい」

「利益はあくまでも額に汗して得るもの」


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