修繕積立金不足
㈱外装専科
http://www.gaisousenka.co.jp/
▲組み立て足場のコストが工事費用の15-20%を占める。
外装専科では足場を組まずに、別の方法でコスト削減。
A社の見積もりが3900万。
外装専科の見積もりは2500万で、1700万もの違いが出た。
▲ガイドラインに沿う長期修理修繕計画にみんな踊らされている。
例)国のガイドラインではシーリングは12年を目安にうち替え。
WBSサイトから引用
千葉県柏市で開かれたマンションの大規模修繕セミナーに、マンションの管理組合の役員が集まっていました。12年周期で実施することが推奨されている大規模修繕ですが、修繕積立金が足りないマンションが増えていると言います。その中で「マンション大規模修繕の駆け込み寺」を売り文句に業績を伸ばしているのが「外装専科」という会社です。大規模修繕で使われる「組み立て足場」を、極力使わずに、コストを抑えた大規模修繕が売りです。また不要不急な工事は先送りするために、見極めを重視。外廊下や、窓枠のシーリングなど、使えるものは、使い続けると言います。一方、外装専科が大規模修繕を施工した大分市のマンションでは、劣化が目立っていた階段に防水マットを張るなど、資産価値が上がる部分にはお金をかけていることもわかりました。マンションの管理組合では住民が有志で造園の草取りを始めるなど、大規模修繕で意識が変わったと言います。
<特集>マンションの大規模修繕・“駆け込み寺”に依頼が殺到!
そんな中、各安の大規模修繕で注目を集める会社が外装専科。
売り文句はマンション大規模修繕の駆け込み寺。
外装専科は2009年から去年までに売上を5倍以上伸ばしている。
2003年にこの会社を創業したのが、伊藤洋之輔社長。
19歳で防水工の見習いとなってから建物の改修一筋50年。
防水工事や雨漏り補修、塗装を経験。
伊藤洋之輔社長が訪れたのは、外装専科が大規模修繕工事を施工中のマンション。
伊藤洋之輔社長は「うちのやり方はメッシュはかけるけど、足場はかけないやり方」とコメント。
通常、マンションの大規模修繕では、建物を囲む組み立て足場が併設される。
そのコストは高く、工事費用の15~20%を占める。
外装専科では、1トン以上の重さに耐えられるロープにぶら下がり、ブランコの板に足を乗せ、腰かける。
そして外壁の塗装を始める。
組み立て足場がなくても作業ができるので、コストを抑えることが可能。
外装専科・伊藤洋之輔社長は「私も40年以上やっているが、亡くなった人は1人もいない」とコメント。
このマンションでは当初、管理会社から紹介された別の施工会社に大規模修繕を依頼する予定だった。
しかし概算の見積もりが5076万円と修繕積立金の総額をはるかに超えていたため別の会社を探したところ、外装専科の存在を知った。
管理組合副理事長・渡辺保之は「足場を組まないのも魅力の一つだった。
そこで値段も下がる。
逆に潤沢な資金がなくてよかったなと一番思った」とコメント。
5月に実施した入札で外装専科の見積もりは、2500万円と最も安く、唯一修繕積立金の範囲内に収まっていた。
川崎市、東京・文京区の映像。
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