2017年6月30日金曜日

投稿日 2017年6月30日金曜日

詠みかじり - 摩擦のしわざ (ワンダー・ラボラトリ) 単行本 – 2015/1/23 田 中 幸 (著), 結城 千代子 (著)

”あらゆる音は固体と摩擦する空気によって起こされる、しかもその摩擦が二個の固体どおしのあいだにおこなわれる場合、音はそれらを取り囲む空気の力によるものであり、こういう摩擦は摩擦せる両物体を消耗させる。従って、諸々の天体は、その摩擦の際、そのあたりに空気を有していないから、音響を発しないということになるだろう。
ーレオナルド・ダ・ビンチ


摩擦熱の驚くべき利用法

1.フリクションボール ー 摩擦熱で書いた字が透明になる。

2.ニホンミツバチ

天敵であるオオスズメバチが、一匹でニホンスズメバチの巣に偵察にやってくることがあります。その一匹が大勢の仲間を呼んでくると、ニホンミツバチにとっては大きな危機です。そこで、ニホンミツバチは数百匹でオオスズメバチを取り囲み、さかんに羽を震わせて体温を上げていきます。オオスズメバチは48度になると死んでしまいますが、ニホンミツバチは50度まで耐えられるので、やっつけることができるのです。



YOUTUBE動画たくさんあり。


3.2005年、マツダは、鋼板とアルミ板材を加圧回転させて、摩擦熱によって接合する技術を開発し、自動車製造に採用した。溶接による接合は困難とされてきた異質な金属どうしを直接接合する、世界初の技術。


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P86

じつは、わたしたちの体にも、摩擦を大きくして役立てている部分があります。どこだか、わかりますか?

それは指紋です。

指紋のぎざぎざのおかげで、ものをつまんだり、持ったりするときにすべらないのです。


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摩擦のしわざ (ワンダー・ラボラトリ) 単行本 – 2015/1/23

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