2016年11月10日木曜日

投稿日 2016年11月10日木曜日

読みかじり - 「手紙屋」 単行本 – 2007/8/15 喜多川 泰 (著)

P18

「あなたの能力は、今日のあなたの行動によって、開花されるのを待っています。」


P35

あなたは欲しいものをどうやって手に入れますか?

世の中の多くの人はこう考えて生きています。

「欲しいものはお金を払って手に入れる」




手紙屋さんの考えは



私は、やはり欲しいものを手に入れる方法の基本は、

「物々交換」

じゃないかと思っているんです。


貨幣が流通の中心である、現代社会に住んでいる私たちは、そのことを忘れがちですが、
やはり私たちが毎日やっているのは単純は「物々交換」でしかないのです。


今も昔も、そして世界中のどこであっても、私たちが欲しいものを手に入れる方法というのは、

「物々交換である」とういうのが事実なのです。


私たちがしている行為は、以下のように説明できます。


「相手の持っているものの中で自分が欲しいものと、自分が持っているものの中で相手が欲しがるものとを、お互いがちょうどいいと思う量で交換している。」


これが何を意味しているか、おわかりですか?


もしあなたが、欲しいものを手に入れる方法として”買う”という方法以外思いつかない人ならば、あなたが持っているものの中で相手が欲しがるものが”お金”だけであるということを無意識のうちに認める生き方をしているということなのです。


はたして本当にそうでしょうか?

あなたの持っているものの中で、他の人が欲しがるものは”お金”だけなのでしょうか?

そんなことはありません。

気が付いていないだけで、あなたにはお金ではなく、もっと素晴らしいものが、相手がどうしても欲しいと思うものが、たくさんあるんです。それは、探せば探すほど、たくさん見つかります。自分自身を磨けば磨くほど、増えていくんです。



”働く”とう行為も物々交換です。

先の言葉を使えば、

「会社が持っているものの中で自分が欲しい”お金”や”安定”と、自分が持っているものの中で相手が欲しがる”労働力”や”時間”を、お互いがちょうどいいと思う量で交換している」

ということになります。



p60

相手にこうなって欲しいという「称号」を与えてしまうのです。


P63

「相手を変えることはできない」
「すべての人にあらゆる性格が備わっている」


P65

でもごくまれに、自分がまだ持っていないけれども、与えられると嬉しい称号を与えてくれる人がいます。

世の中で”偉人”と呼ばれる人を育てた母親です。母親でない場合もありますが、とにかくその偉人を育てた人です。

偉人と呼ばれる人々には、ある共通点があります。誰もが素晴らしい才能を持っていたことのように思われがちですが、実はそうではありません。素晴らしい才能とは世の中のすべての人が持っているものです。
では、いったい何でしょう?

実は、偉人として成功する前から、”将来成功する”という称号を与えられて育ったということなのです。




P67

周囲の人に対して、今までの経験からではなく、将来こうなって欲しいという称号を与える人になるだけで、あなたの人生は一転するでしょう。


P82

「平時はあなたの頑張りで他の社員の分まで給料を稼ぎ出す」

P117

だからすべての法人は、生存するためにこの二つのことを達成しなければならないことになります。

つまり、

「多くの人から長期間にわたって必要とされ続けること」

そして、もう一つは

「収入内の生活をすること」

最低限、これらのことができなければ、法人としての人生は終わってしまうのです。



P224


夢を叶えることができなかった人たちが、その理由を自己分析すると必ずこういう答えが返ってきます。

「私には才能が無かった」

一方で、夢を叶えることが出来た人たちが、その理由を質問されると答えはどうなるか分かりますか?

不思議なことに、これも同じなんです。

「どうしてもやりたいことを、情熱を持って続けてきただけです。」


夢を叶えることができなかった人たちの理由が「才能がなかった」ならば、夢を叶えた人たちは口ぐちに「私には才能があった」と言ってもようさそうですが、成功した人で、それを口にした人は誰一人としていないのです。


才能とはあらかじめあるものではなく、自らの努力で開花させるものです。
そして、才能を開花させるものは、開花させようとする「情熱」なのです。

「失敗した人は才能を理由に挙げる。成功した人は情熱を理由に挙げる」




「手紙屋」 単行本 – 2007/8/15

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