雑誌より抜粋です。
・2014年は第一次世界大戦が始って100年。戦場になったヨーロッパの人たちにとっては身近な歴史。
・第一次世界大戦で多大な被害を出してしまったのに、なぜ第二次世界大戦を防ぐことができなかったのか。これが欧米の政治家の教訓となっています。
・第一次世界大戦の戦後処理が誤りで、今に至る中東問題の火種を生み出した。
「イスラム国」伸長のうらにあるものは?
・イスラム国はそもそもイラク国内の極小過激派組織だったが、「アラブの春」で隣国シリアの内戦に参戦、反政府軍を攻撃して武器や資金を獲得、イラクに凱旋。イラクの中央銀行の支店を襲撃して多額のドル資金を入手。
・シリアからイラクにかけて「国家」樹立宣言し、「サイクス・ピコ体制を打破した」と叫ぶ。
・サイクス・ピコ - 第一次世界大戦中、オスマン帝国と戦争をしていたイギリス、フランス、ロシアは、戦後、、オスマン帝国の領土を山分けしようと密約。これがサイクス・ピコ協定。
密約を結んだ翌年、ロシアで社会主義革命が起き、革命政権が密約を暴露し、山分け話が知られた。密約通りにはならないものの、現在のイラクとクウェートはイギリス、シリアとレバノンはフランスの支配圏に入った。
イラクとシリアの人たちにとっては、海外の列強によって自分たちの土地が勝手に分断されるという屈辱の歴史があった。
この体制を初めて打ち破ってくれたのが、「イスラム国」だった。
「サイクス・ピコ体制の打破」というスローガンはアラブの人たちの心を打った。
「イスラム国」はさらに歴史に学び、オスマン帝国がなぜ長期に渡って広大な領土を維持できたかを分析。
オスマン帝国はトルコ人のオスマン朝による支配でしたが、トルコ人だけの帝国ではなかった。
帝国の周辺部ではさまざまな民族の自治を容認した。
イスラムの国でしたが、同じ神を信仰するユダヤ人とキリスト教徒については、人頭税を払えば信仰を認め、改宗を迫らなかった。
こうした緩やかな統治が長続きの秘訣だった。
イギリスの「三枚舌」
イスラエルとパレスチナの紛争にも、第一次世界大戦の戦後処理失敗が影を落としている。
大戦中、イギリスは、オスマン帝国領内でアラブ人の反乱を策謀し、前後はアラブ人の独立国家を認めると約束。
その一方で、戦費を獲得するため、金融業に携わるユダヤ人には、ユダヤの「ナショナル・ホーム」建設を支援すると約束。
その結果、中東にアラブ国家とユダヤ国家建設の動きが活発化。第二次大戦後、中東戦争が始まる原因を作ってしまった。
2015年3月4日水曜日
2015年3月2日月曜日
投稿日 2015年3月2日月曜日
更新日
聞きかじり - NHKラジオあさいちばん 2015年2月27日 「変化の先に見えるもの」経済アナリスト藤原直哉氏のコメントより
市場経済は
アメリカは実は不景気が広がっていて、利下げするかもしれない。
既にオーストラリアはスウェーデンが予想外の利下げに動いている。
アメリカが年内に利下げをすれば、円高に振れる可能性あり。
プラザ合意の時と同じ状況に似ている。
株価だけは公的資金で一方的に吊り上げて、買い支えている。
アメリカは実は不景気が広がっていて、利下げするかもしれない。
既にオーストラリアはスウェーデンが予想外の利下げに動いている。
アメリカが年内に利下げをすれば、円高に振れる可能性あり。
プラザ合意の時と同じ状況に似ている。
株価だけは公的資金で一方的に吊り上げて、買い支えている。
2015年3月1日日曜日
投稿日 2015年3月1日日曜日
更新日
読みかじり - 「金運を掴む」大富豪の教え - プレジデント(2014年5月21日別冊より
気になった部分を雑誌より抜粋
東の華僑 vs 西のユダヤ
ユダヤの教え
1.時間をつぶすのは「精神的な自殺」
2.毎日が最初の日と思え。最後の日と思え。
3.時間は「緊急ではないが重要」な領域に多く割く
お金より時間のほうが大切。お金は際限なく増やしたり、貯めたり、借りたりできるんですが、時間はそれができなし、一度失うと二度と取り戻せない。ユダヤ人は「本当に希少な資源だ」とよく言っています。
あるラビによると
「最もひどい犯罪は殺人。さらにひどい犯罪は自殺。精神的な自殺は身体的な自殺より悪い。時間をつぶすのは、精神的な自殺」
だという。
「毎日、今日が”最初の日”と思え。毎日、今日が”最後の日”と思え
というユダヤの格言
華僑の教え
1.あくだまで悠然と。焦らず、急げ
2.「チャンスが現れては消える」サイクルで考える
3.ネガティブなことを考えるのは時間の浪費
「時は”金”なりと言いますが、華僑の方々は時間を”命”だと考えています。面会1つとっても、例えば一時間なら、その人の命の一時間を分けてもらっているのだ。。。。と考えます。
時間は有限であり命であることがよくわかっていて、ネガティブなことを考えるのは時間の無駄、早く落ち込みから抜け出して平常心に戻って、また集中していこう、と考えます。
忍耐強い人は、一度立てた目標を何が何でも達成しようという意気込みを持っていると思うのですが、あまりに頑張るとそれが執着心になってしまう場合もあります。華僑の人たちは、なかなか結果が出ないと場合によっては、間違った方向に進んでいるかも、と考え、すぐに目標に対する執着を手放して、どんどん方針転換していく
カレンダー通り「間に合わせる」ために働く状態を”あくせく”と呼ぶなら、”あくせく”はいわば時間に隷属している状態。そこで感じる充実感を倒錯と見るか否かは、議論の分かれるところだ。
日本人の陥りがちなこの”あくせく”は、「本当は望んでいないことに時間とエネルギーを費やす”努力の民”」とぴったり重なる。
東の華僑 vs 西のユダヤ
ユダヤの教え
1.時間をつぶすのは「精神的な自殺」
2.毎日が最初の日と思え。最後の日と思え。
3.時間は「緊急ではないが重要」な領域に多く割く
お金より時間のほうが大切。お金は際限なく増やしたり、貯めたり、借りたりできるんですが、時間はそれができなし、一度失うと二度と取り戻せない。ユダヤ人は「本当に希少な資源だ」とよく言っています。
あるラビによると
「最もひどい犯罪は殺人。さらにひどい犯罪は自殺。精神的な自殺は身体的な自殺より悪い。時間をつぶすのは、精神的な自殺」
だという。
「毎日、今日が”最初の日”と思え。毎日、今日が”最後の日”と思え
というユダヤの格言
華僑の教え
1.あくだまで悠然と。焦らず、急げ
2.「チャンスが現れては消える」サイクルで考える
3.ネガティブなことを考えるのは時間の浪費
「時は”金”なりと言いますが、華僑の方々は時間を”命”だと考えています。面会1つとっても、例えば一時間なら、その人の命の一時間を分けてもらっているのだ。。。。と考えます。
時間は有限であり命であることがよくわかっていて、ネガティブなことを考えるのは時間の無駄、早く落ち込みから抜け出して平常心に戻って、また集中していこう、と考えます。
忍耐強い人は、一度立てた目標を何が何でも達成しようという意気込みを持っていると思うのですが、あまりに頑張るとそれが執着心になってしまう場合もあります。華僑の人たちは、なかなか結果が出ないと場合によっては、間違った方向に進んでいるかも、と考え、すぐに目標に対する執着を手放して、どんどん方針転換していく
カレンダー通り「間に合わせる」ために働く状態を”あくせく”と呼ぶなら、”あくせく”はいわば時間に隷属している状態。そこで感じる充実感を倒錯と見るか否かは、議論の分かれるところだ。
日本人の陥りがちなこの”あくせく”は、「本当は望んでいないことに時間とエネルギーを費やす”努力の民”」とぴったり重なる。
投稿日 2015年3月1日日曜日
更新日
読みかじり - 留学ジャーナル(2014年4月10日臨時増刊)より
アグネス・チャン子育てのコメントより
ご自身が外国留学を決める際に父親から言われたことだそうです。
お金は使ったり奪われたりすればなくなる。でも、知識は頭に一度入れば、、誰にも奪えない。一生の財産になる。
ご自身が外国留学を決める際に父親から言われたことだそうです。
お金は使ったり奪われたりすればなくなる。でも、知識は頭に一度入れば、、誰にも奪えない。一生の財産になる。
2015年2月27日金曜日
投稿日 2015年2月27日金曜日
更新日
読みかじり - 人生は1000ヶ月。時間は有限なのだ。- プレジデント(2014年5月21日別冊より)
雑誌からの抜粋。数字は強烈。。。
人生は1000ヶ月。時間は有限なのだ。
人の人生は「何ヵ月」あるかご存知ですか。
平均寿命は概算で約1000ヶ月です。
人生は72万時間と言われてもピンときませんが、月数では人生はたった1000ヶ月にすぎない。
さらに衝撃の事実を申せば、
未就業期やリタイヤ期を差し引くと、「働ける期間」は全体の半分、約500ヶ月でしかない。
なぜ、そんなことを言うのか。
時間というリソースは有限だ、ということをいま一度認識してほしいからです。
時間は限りあるもの。
ためられませんし、お金で購入することもできません。
年間目標、つまり貴重な500分の12(月単位)、40分の1(年単位)を考えることは人生という尺度においていかなり重要な作業となるのです。
仕事量の見積もりは想定の1.4倍
ここで気を付けて欲しいのは、ひとつの仕事にどれだけの時間を見込めばいいかという問題。
実際に仕事にかかる時間はおおむね当初の想定の1.4倍見積もっておけば大丈夫でしょう。
100時間で完了しそうな仕事なら、140時間です。
なぜなら、どんな仕事であれ、緊急を要する割り込みの案件発生や不測の事態による遅延リスクがあるからです。
どんなに効率を重視しても時間ロスは起きる。よって、それをあらかじめ見込み、0.4のバッファ時間を設けたうえで、タームごとの仕事量を決定すべきなのです。
2015年2月24日火曜日
投稿日 2015年2月24日火曜日
更新日
聞きかじり - 怒りの感情 - ポッドキャスト 本田健の人生相談 第238回 「怒りの感情」
怒りの感情
あることについて
怒る人と怒らない人がいる。
怒りの感情は何なのか?
→ 一つのルールがあり、それが破られた時に感じる。
自分の大事にしているルールを尊重されていないという怒りか
怒りの下に悲しみがあるか(痛みがあるか)
怒りのは反応の感情だが、そこまで爆発するまでに他の選択肢があるはず。
誰かを攻撃するにはいいツールだが、どう処理するかによって、
情熱的な爆発力で人間関係が好転することもある。
タクシーが道を間違えたとき、怒るのかまたはこの事にほかの意味があるか考えてみることもあり。
あることについて
怒る人と怒らない人がいる。
怒りの感情は何なのか?
→ 一つのルールがあり、それが破られた時に感じる。
自分の大事にしているルールを尊重されていないという怒りか
怒りの下に悲しみがあるか(痛みがあるか)
怒りのは反応の感情だが、そこまで爆発するまでに他の選択肢があるはず。
誰かを攻撃するにはいいツールだが、どう処理するかによって、
情熱的な爆発力で人間関係が好転することもある。
タクシーが道を間違えたとき、怒るのかまたはこの事にほかの意味があるか考えてみることもあり。
投稿日 2015年2月24日火曜日
更新日
(読者からの質問)
本田健さんの講演で、「自分が与えるものが受け取るもの」と話をされていましたが、
25歳の自分には与えるものが無いような気がします。与えるとはどういうことなのでしょうjか?
↓
若いだけで価値がある。
その人を育ててあげる権利
僕には何もありませんが、
「育てる喜びは差し上げることができます!」
”僕を育てる権利を差し上げる”
自分が目をかけた人が育っていくとうれしい
自分が与えるものが受け取るものという意味ではない。
(リンゴをあげてみかんが戻ってくるというものではない。)
自分が与えることができたことが別の形で返ってくる。
聞きかじり - 第238回 「人に与えられるものがみつかりません」から 「育てる喜びを差し上げます!」 ポッドキャスト 本田健の人生相談
(読者からの質問)
本田健さんの講演で、「自分が与えるものが受け取るもの」と話をされていましたが、
25歳の自分には与えるものが無いような気がします。与えるとはどういうことなのでしょうjか?
↓
若いだけで価値がある。
その人を育ててあげる権利
僕には何もありませんが、
「育てる喜びは差し上げることができます!」
”僕を育てる権利を差し上げる”
自分が目をかけた人が育っていくとうれしい
自分が与えるものが受け取るものという意味ではない。
(リンゴをあげてみかんが戻ってくるというものではない。)
自分が与えることができたことが別の形で返ってくる。
投稿日 2015年2月24日火曜日
更新日
国語力 - 言葉に表されたものから情報を引き出す力
国語に必要な力
① 一つの分を「誰が」「何を」「どうした」という部分に切り分ける力=構文力
② 言葉を理解し正しく使える力=単語力
③ 論理的なつながりを追いかけることができる力=文脈力
④ 文章読解の前提として求められている知識のセット=常識力
構文 = 「誰が / 何を / どうしたのか」を表すまとまりのこと
主語 (略すときはS) = 「ボクが」「政府は」のように、「は・が・も」が下につき、
その文の「主人 公」や「話題」を表します。
大切なものですが、しばしば省略されます。
目的語 (略すときはO)= 「アンパンを」「地方自治体に」のように「を・に」が下につく言葉です。
主語がああしよう、こうしようと狙いをつけた相手を指しています。
述語(略すときはV) = 「食べる」「命じた」のように、その文の結論を表している言葉です。
日本語では必ず文末に来るので「。」から探すと見つけやすくなります。
・主語/目的語/述語の例
「ゆかいな性格のサザエさんは、お魚をくわえたドラ猫を裸足で追いかけていった。」
↓
「サザエさんは(S)ドラ猫を(O)追いかけていった(V)」が文の骨組みにあたります。
「 / 」を入れると、文の正体がわかる!
「構文力」とは、文章に「/」を入れ、「誰が(は)」 / 「何を(に)」 / 「どうした(どんなだ)」に、
きちんと分けることができる力のことです。
例えば「サザエさんはお魚をくわえたドラ猫を追いかけていった」、という先の分を読み、
この文を
「サザエさんは/お魚をくわえたドラ猫を/追いかけていった」と正しく区切ることができれば、その人は「構文力がある」と言えます。
★文章問題が日本語で書かれているのに、その構造が「英文直訳調」になってしまっているものがある。
その場合は、文構造(S/O/V)を捉え、英語っぽい日本語をもっと自然な日本語に翻訳しなおすような作業が必要になる。
実際に[/]を書き込みながら、まず文の主語と述語を切り離す。
コツは「先に述語から決めていく」ことです。
つまり「。」に注目しましょう。
文の構造は「述語(V)」から考えるのが鉄則です。
「述語」は基本的に文末にあるので、「。」から簡単に見つけられます。
だから、相棒になる「主語」を探すときは、述語と意味のつながるものを探せばいいんです。
それでも述語とのつながりがわかりにくいときは、実際に音読して確かめてみましょう。
(1) = SOV型 この基本の文がわかれば、ほとんどOK
・科学は「いつでもどこでも」成り立つ普遍的な法則を追い求める。
⇒ 科学は/「いつでもどこでも」成り立つ普遍的な法則を/追い求める。
(2) = SOCV型の文(隠れたイコール関係を見抜く)
・フロイトは私たちの内部でうごめくこの不確かなものを無意識と呼んだ。
⇒ フロイトは/私たちの内部でうごめくこの不確かなものを/無意識と/呼んだ。
この文の基本は、「フロイトは(S)」「ものを(O)」「無意識(C)」「呼んだ(V)」です。
ポイントは「~を。。。。。と」の部分です。
ここで初めて出てきた「C]は、英文法で「補語」と呼ばれています。
補語は目的語と同じものを表している、つまりイコールの関係になっているんです。
例えばここでは、「無意識」=「私たちの内部でうごめくこの不確かなもの」というふうに、結べるでしょう?
また、必ずしも「SOCV]の形にならなくても、一文の中に「A=B」が隠れているケースが他にもあります。
「Aは(が)/Bとして」や「Aを/Bとして」の形が典型的なものでしょう。
ここもポイントは「~として」です。
(3)は割愛
★「構文力」のまとめ
複雑な文は「/]を入れて、SOVに切り分けることで、本当に大切な言葉と飾りに過ぎない言葉との区別がつくようになります。
文の構造がわかりにくときは、まず「述語」から考えていくのが鉄則です。評論文と呼ばれる「論理的に自分の考えを伝えようとする文章」では、述語を省略することはめずらしい。
そうやってみつけた文の骨組み(SOCV)をもとにして、残りの部分(飾り言葉ですが、文の形をとる長いものになっているケースもあるので注意しましょう)との関係を考えていくことで、言葉どおしの関係がはっきりします。
「/]を入れるときは、必ず述語(V)から手をつけ、次にそれに合う主語(S)と目的語(O)をみつけること。それ以上「/]を入れるときは、述語につながっていくかどうかを基準にして切っておくこと。これだけ注意できれば、不用意なミスは減るはずです。
読みかじり - 一生使える国語力 石原大作著 から抜粋
一生使える国語力―四つの力で文章が読める 単行本 – 2008/11石原 大作 (著)
★こどもに説明するのに役立ちそうです!
国語力 - 言葉に表されたものから情報を引き出す力
国語に必要な力
① 一つの分を「誰が」「何を」「どうした」という部分に切り分ける力=構文力
② 言葉を理解し正しく使える力=単語力
③ 論理的なつながりを追いかけることができる力=文脈力
④ 文章読解の前提として求められている知識のセット=常識力
構文 = 「誰が / 何を / どうしたのか」を表すまとまりのこと
主語 (略すときはS) = 「ボクが」「政府は」のように、「は・が・も」が下につき、
その文の「主人 公」や「話題」を表します。
大切なものですが、しばしば省略されます。
目的語 (略すときはO)= 「アンパンを」「地方自治体に」のように「を・に」が下につく言葉です。
主語がああしよう、こうしようと狙いをつけた相手を指しています。
述語(略すときはV) = 「食べる」「命じた」のように、その文の結論を表している言葉です。
日本語では必ず文末に来るので「。」から探すと見つけやすくなります。
・主語/目的語/述語の例
「ゆかいな性格のサザエさんは、お魚をくわえたドラ猫を裸足で追いかけていった。」
↓
「サザエさんは(S)ドラ猫を(O)追いかけていった(V)」が文の骨組みにあたります。
「 / 」を入れると、文の正体がわかる!
「構文力」とは、文章に「/」を入れ、「誰が(は)」 / 「何を(に)」 / 「どうした(どんなだ)」に、
きちんと分けることができる力のことです。
例えば「サザエさんはお魚をくわえたドラ猫を追いかけていった」、という先の分を読み、
この文を
「サザエさんは/お魚をくわえたドラ猫を/追いかけていった」と正しく区切ることができれば、その人は「構文力がある」と言えます。
★文章問題が日本語で書かれているのに、その構造が「英文直訳調」になってしまっているものがある。
その場合は、文構造(S/O/V)を捉え、英語っぽい日本語をもっと自然な日本語に翻訳しなおすような作業が必要になる。
実際に[/]を書き込みながら、まず文の主語と述語を切り離す。
コツは「先に述語から決めていく」ことです。
つまり「。」に注目しましょう。
文の構造は「述語(V)」から考えるのが鉄則です。
「述語」は基本的に文末にあるので、「。」から簡単に見つけられます。
だから、相棒になる「主語」を探すときは、述語と意味のつながるものを探せばいいんです。
それでも述語とのつながりがわかりにくいときは、実際に音読して確かめてみましょう。
(1) = SOV型 この基本の文がわかれば、ほとんどOK
・科学は「いつでもどこでも」成り立つ普遍的な法則を追い求める。
⇒ 科学は/「いつでもどこでも」成り立つ普遍的な法則を/追い求める。
(2) = SOCV型の文(隠れたイコール関係を見抜く)
・フロイトは私たちの内部でうごめくこの不確かなものを無意識と呼んだ。
⇒ フロイトは/私たちの内部でうごめくこの不確かなものを/無意識と/呼んだ。
この文の基本は、「フロイトは(S)」「ものを(O)」「無意識(C)」「呼んだ(V)」です。
ポイントは「~を。。。。。と」の部分です。
ここで初めて出てきた「C]は、英文法で「補語」と呼ばれています。
補語は目的語と同じものを表している、つまりイコールの関係になっているんです。
例えばここでは、「無意識」=「私たちの内部でうごめくこの不確かなもの」というふうに、結べるでしょう?
また、必ずしも「SOCV]の形にならなくても、一文の中に「A=B」が隠れているケースが他にもあります。
「Aは(が)/Bとして」や「Aを/Bとして」の形が典型的なものでしょう。
ここもポイントは「~として」です。
(3)は割愛
★「構文力」のまとめ
複雑な文は「/]を入れて、SOVに切り分けることで、本当に大切な言葉と飾りに過ぎない言葉との区別がつくようになります。
文の構造がわかりにくときは、まず「述語」から考えていくのが鉄則です。評論文と呼ばれる「論理的に自分の考えを伝えようとする文章」では、述語を省略することはめずらしい。
そうやってみつけた文の骨組み(SOCV)をもとにして、残りの部分(飾り言葉ですが、文の形をとる長いものになっているケースもあるので注意しましょう)との関係を考えていくことで、言葉どおしの関係がはっきりします。
「/]を入れるときは、必ず述語(V)から手をつけ、次にそれに合う主語(S)と目的語(O)をみつけること。それ以上「/]を入れるときは、述語につながっていくかどうかを基準にして切っておくこと。これだけ注意できれば、不用意なミスは減るはずです。
2015年2月21日土曜日
投稿日 2015年2月21日土曜日
更新日
見かじり - ブラザー工業のスマートグラスはグーグルグラスより先行してた!
WBSでも取り上げられていました。
グーグルグラスより先行して法人向けに使われていたとはビックリ!
http://www.daily-eye-news.net/news_aXgvg4WZ92.html
エアスカウターは、2012年6月より販売されていた製品ですが、次世代モデルはさらに見やすく、使いやすくなったほか、自然な装着感を実現したのだといいます。
グーグルグラスより先行して法人向けに使われていたとはビックリ!
http://www.daily-eye-news.net/news_aXgvg4WZ92.html
「AiRScouter(エアスカウター)」次世代モデル
ブラザー工業は7日、「AiRScouter(エアスカウター)WD-100G/100A」の次世代モデルを開発したと発表しました。エアスカウターは、2012年6月より販売されていた製品ですが、次世代モデルはさらに見やすく、使いやすくなったほか、自然な装着感を実現したのだといいます。
2015年2月20日金曜日
投稿日 2015年2月20日金曜日
更新日
読みかじり - アポなしで客先を訪問したい - うまい言い方、全マスター プレジデント(10MAR2014)より
雑誌より引用。
アポなしで客先を訪問したい
アポなしでお客さまのところを訪問 - 実は営業マンん以外でも、アポなし訪問を強いられることがある。そんな経験をもとに話をしてくれたのが、銀座のクラブで”ナンバーワンホステス”を務め、いまでは心理カウンセラーとして活躍している東京中央カウンセリング代表の塚越友子さんだ。
「私は銀座の世界に入る前に化粧会社の広報の仕事をしたことがあります。エステの担当だったのですが、新しいコースができると、出版社の女性誌の編集者のところに紹介記事の売り込みに回ります。その途中では、アポなしで訪問することもありました。しかし、いきなりお伺いしても受け付けの方は嫌な顔をします。
そこで「改めてアポを取りたいので、どなたがご担当か教えていただけますか」とアポ取り訪問に徹しました」
不思議なもので、そうやって丁寧に切り出すと、「それだったら、私のほうで担当者につないでおきますよ」と応対してもらえることが少なくなかったそうだ。
そなる理由を塚越さんは、心理学の「ポライトネス理論」を使って説明する。依頼場面において、人間はお互いに肯定的な気持ちをキープできるよう、丁寧さを第一にしようとする暗黙の決まり事を持っているという考え方で、
丁寧なお願い事に対して、人は自然と丁寧な応対をするものだ。
「ですから、きちんと自分のこと名乗りもしないまま、一方的にセールスを始めてしまうようではダメです。相手に不快感を与えるだけで、聞く耳など持ってもらえません。丁寧さが第一なのですが、私の場合はエステの利用券など相手の方のメリットになるお土産も用意しておきました。(笑)」
塚越さんと同じ様に、あらかじめお客さまへのお土産を活用して、「突然で申し訳ございませんが、ぜひお渡ししたいモノがあったので寄らせていただきました」とアポなし訪問をすることがあるのが、大手不動産会社でトップセールスを続けている三住友郎さんだ。
「人間関係ができていない段階でアポなし訪問をするのであれば、素っ気なく対応されても当たり前だと思って、肩の力を抜いておくことが大切です。そして、お客さまに物件を売り込もうとするのではなく、「あなたに特をさせたいのです」と分かってもらえるように心がけます。お土産はノベルティでもいいのですが、不動産関連の税制改正ポイントや、近くで計画されている地下工事の内容などお客さまのお役に立つ情報なら、喜んで耳を貸していただけます」
三住さんの営業モットーは
「一に熱意、二に誠意、三に知識」であるそうだ。
どんなに知識が豊富で誠意があっても、熱意に勝ることはない。
お客さまに得をさせたいという熱意があれば、「こんな情報があったので、またお訪ねさせていただきました」と、笑顔で何度でも訪問することができるようになるのだという。
一方、相手の欲求を満たすトークを用いて、生命保険、コンピューター、そして幼児英語教材の営業現場で数多くのアポなし訪問を成功させて断トツの成績をあげてきたのが、プレゼン話し方研究所社長の吉野真由美さんである。
「アポなし訪問で嫌われないようにするうえで最も大切なのは、相手の方の欲求を満たすことです。
その欲求は何かというと、「認められたい」「尊敬されたい」ということ。
つまり、自分を立てて欲しいということなのです。
だから、アポなしで行って、「何でこんな忙しいときに来て」と嫌な顔をされたら、
「わぁー、普段忙しい○◯さんに出てきていただいてうれいしいです」と言ってしまいます。
そうすると苦笑いをして、もう「帰れ」とは言えなくなります。
そして、吉野さんが相手を立てるうえでの「キラー・フレーズ」として勧めているのが「光栄です」という一言だ。
「広辞苑」を引くと、光栄には「はえあること」「ほまれ」「名誉」という意味があることがわかる。
まさしく最上級の目上の人に対して使う言葉であり、そう言われて嫌な気持ちになるひとはまずいないだろう。
「大手の電化製品会社からOEMの契約を取ろうとしていた中堅クラスの電気メーカーの社長が、相手先の社長をアポなしで訪ねて「お忙しい最中にお会いできて光栄です」と言ったところ、一時間以上も話ができて、それがきっかけで契約締結になりました」
たった一つの言葉も疎かにできない最たる例であろう。
アポなしで客先を訪問したい
アポなしでお客さまのところを訪問 - 実は営業マンん以外でも、アポなし訪問を強いられることがある。そんな経験をもとに話をしてくれたのが、銀座のクラブで”ナンバーワンホステス”を務め、いまでは心理カウンセラーとして活躍している東京中央カウンセリング代表の塚越友子さんだ。
「私は銀座の世界に入る前に化粧会社の広報の仕事をしたことがあります。エステの担当だったのですが、新しいコースができると、出版社の女性誌の編集者のところに紹介記事の売り込みに回ります。その途中では、アポなしで訪問することもありました。しかし、いきなりお伺いしても受け付けの方は嫌な顔をします。
そこで「改めてアポを取りたいので、どなたがご担当か教えていただけますか」とアポ取り訪問に徹しました」
不思議なもので、そうやって丁寧に切り出すと、「それだったら、私のほうで担当者につないでおきますよ」と応対してもらえることが少なくなかったそうだ。
そなる理由を塚越さんは、心理学の「ポライトネス理論」を使って説明する。依頼場面において、人間はお互いに肯定的な気持ちをキープできるよう、丁寧さを第一にしようとする暗黙の決まり事を持っているという考え方で、
丁寧なお願い事に対して、人は自然と丁寧な応対をするものだ。
「ですから、きちんと自分のこと名乗りもしないまま、一方的にセールスを始めてしまうようではダメです。相手に不快感を与えるだけで、聞く耳など持ってもらえません。丁寧さが第一なのですが、私の場合はエステの利用券など相手の方のメリットになるお土産も用意しておきました。(笑)」
塚越さんと同じ様に、あらかじめお客さまへのお土産を活用して、「突然で申し訳ございませんが、ぜひお渡ししたいモノがあったので寄らせていただきました」とアポなし訪問をすることがあるのが、大手不動産会社でトップセールスを続けている三住友郎さんだ。
「人間関係ができていない段階でアポなし訪問をするのであれば、素っ気なく対応されても当たり前だと思って、肩の力を抜いておくことが大切です。そして、お客さまに物件を売り込もうとするのではなく、「あなたに特をさせたいのです」と分かってもらえるように心がけます。お土産はノベルティでもいいのですが、不動産関連の税制改正ポイントや、近くで計画されている地下工事の内容などお客さまのお役に立つ情報なら、喜んで耳を貸していただけます」
三住さんの営業モットーは
「一に熱意、二に誠意、三に知識」であるそうだ。
どんなに知識が豊富で誠意があっても、熱意に勝ることはない。
お客さまに得をさせたいという熱意があれば、「こんな情報があったので、またお訪ねさせていただきました」と、笑顔で何度でも訪問することができるようになるのだという。
一方、相手の欲求を満たすトークを用いて、生命保険、コンピューター、そして幼児英語教材の営業現場で数多くのアポなし訪問を成功させて断トツの成績をあげてきたのが、プレゼン話し方研究所社長の吉野真由美さんである。
「アポなし訪問で嫌われないようにするうえで最も大切なのは、相手の方の欲求を満たすことです。
その欲求は何かというと、「認められたい」「尊敬されたい」ということ。
つまり、自分を立てて欲しいということなのです。
だから、アポなしで行って、「何でこんな忙しいときに来て」と嫌な顔をされたら、
「わぁー、普段忙しい○◯さんに出てきていただいてうれいしいです」と言ってしまいます。
そうすると苦笑いをして、もう「帰れ」とは言えなくなります。
そして、吉野さんが相手を立てるうえでの「キラー・フレーズ」として勧めているのが「光栄です」という一言だ。
「広辞苑」を引くと、光栄には「はえあること」「ほまれ」「名誉」という意味があることがわかる。
まさしく最上級の目上の人に対して使う言葉であり、そう言われて嫌な気持ちになるひとはまずいないだろう。
「大手の電化製品会社からOEMの契約を取ろうとしていた中堅クラスの電気メーカーの社長が、相手先の社長をアポなしで訪ねて「お忙しい最中にお会いできて光栄です」と言ったところ、一時間以上も話ができて、それがきっかけで契約締結になりました」
たった一つの言葉も疎かにできない最たる例であろう。
2015年2月14日土曜日
投稿日 2015年2月14日土曜日
更新日
2015年2月13日金曜日
投稿日 2015年2月13日金曜日
更新日
投稿日 2015年2月13日金曜日
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読みかじり - ライバルから契約を奪還したい - うまい言い方、全マスター プレジデント(10MAR2014)より
雑誌から抜粋させていただきました。
ライバルから契約を奪還したい
ライバル会社から契約を奪い返す。それもほぼ契約することが決まっていて、アドバンテージはライバルにあるような不利な状況において、どのように巻き返しを図ったらよいのか。このようなシーンにおける、吉野さんと三住さんのセールス話法はものの見事に一致している。
吉野さんが言う。
方法はライバルを貶すか、褒めるかの二つです。でも、前者は自分の品性まで貶めますよね。そこで私はコンピューター関係の営業時代に先の褒め殺し話法の応用編を試みました。
「たぶんこのくらいの金額で、アフターサービスもこのくらいのことを提示されているのではありませ
んか。さすがにA社さんですね。」
と大きく見積もって褒め上げました。
すると
「えっ、そんなことはないよ」
と驚かれることが多かったのです。
お客さまがそうした反応を示すということは、まさに契約しようとしていた内容に不満を抱き始めた前兆なのだ。そうであれば、「あんなことも、こんなこともできるのでは」と提案していき、
最後に
「当て馬と思っていただい構いませんので、改めて見積もりを出させてください。」
と畳み掛ける。すでにこの時点でライバル会社の手の内を掴めているので、逆に優位な立場に立てるのだ。
三住さんはライバル会社を貶さない自分の営業を「引きのセールス」と呼んでいる。
「お客さまは自分がいいと思ってライバル会社と話をすすめているのに、そのライバルのことでケチをつけれられたら面白くない。そこで「当然こんなこともしているでしょうね」とライバル会社を褒めた後で、購入から入居までのスケジュール管理など、ライバルがしていないであろう細かい提案を行います。すると、お客さまは心のどこかで不安を感じ始めます。不動産は高額な取引だけに、お客さまは信頼できる人間に依頼したいと常に願っているものなのです。」
そして、ライバル会社との契約の前日に、「順調に進んでいらっしゃますか}と電話を入れる。それで契約がひっくり返ったことが実際に何度もあるそうだ。
ライバルから契約を奪還したい
ライバル会社から契約を奪い返す。それもほぼ契約することが決まっていて、アドバンテージはライバルにあるような不利な状況において、どのように巻き返しを図ったらよいのか。このようなシーンにおける、吉野さんと三住さんのセールス話法はものの見事に一致している。
吉野さんが言う。
方法はライバルを貶すか、褒めるかの二つです。でも、前者は自分の品性まで貶めますよね。そこで私はコンピューター関係の営業時代に先の褒め殺し話法の応用編を試みました。
「たぶんこのくらいの金額で、アフターサービスもこのくらいのことを提示されているのではありませ
んか。さすがにA社さんですね。」
と大きく見積もって褒め上げました。
すると
「えっ、そんなことはないよ」
と驚かれることが多かったのです。
お客さまがそうした反応を示すということは、まさに契約しようとしていた内容に不満を抱き始めた前兆なのだ。そうであれば、「あんなことも、こんなこともできるのでは」と提案していき、
最後に
「当て馬と思っていただい構いませんので、改めて見積もりを出させてください。」
と畳み掛ける。すでにこの時点でライバル会社の手の内を掴めているので、逆に優位な立場に立てるのだ。
三住さんはライバル会社を貶さない自分の営業を「引きのセールス」と呼んでいる。
「お客さまは自分がいいと思ってライバル会社と話をすすめているのに、そのライバルのことでケチをつけれられたら面白くない。そこで「当然こんなこともしているでしょうね」とライバル会社を褒めた後で、購入から入居までのスケジュール管理など、ライバルがしていないであろう細かい提案を行います。すると、お客さまは心のどこかで不安を感じ始めます。不動産は高額な取引だけに、お客さまは信頼できる人間に依頼したいと常に願っているものなのです。」
そして、ライバル会社との契約の前日に、「順調に進んでいらっしゃますか}と電話を入れる。それで契約がひっくり返ったことが実際に何度もあるそうだ。
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