アメリカの雇用統計について
1948年から今年までの失業率はすごく下がっているが、
若年層の雇用環境が悪く、若者の失業率が高い。
職安に行かない長期失業者が160万人ぐらいいて、固定化されている。
日本も同様。
失業率の数字だけは完全雇用に見えるが。。
▲いまベビーブーマーが退職しているが、3人に1人は退職時の貯蓄ゼロ。
これは給料が上がらないか、伸びが低い。
どこの国でも金持ちはびくとしない。。。
▲ファンドのキャッチボールで、リートだけは大きく上がっている。
みんな銀行が裏でお金を貸している。仕事が無いから、無理に形を作っている。
▲大学卒業した若年層は学生ローンで苦しむ中、家賃だけは上がっている。
給料が上がらない中、不動産だけ上がっている。
可処分所得が減り、消費が伸びるわけがない
というのがアメリカの現状。
▲ガンドラックの予想、アメリカの10年債の利回りが年内に3%に向かって進むだろう。
3%に達すれば、米国債権市場が明確な弱気相場になる。
(今日で2.39%)
▲ここ数年の先進国の経済成長率はせいぜい2.◯◯%程度。
どこの企業が設備投資、賃上げするのか。。。
10年国債が2%なのは、当たり前。(金利自体が経済成長だから)
アメリカの2%物価目標は到底無理。
▲長期金利を上げないと、銀行自体が危ない状況になっている。。。
▲しばらくは円キャリーが続く。(ドルが上がらないから)
▲ニューヨークで第2にプラザ合意をどうするかを検討中。
▲ウィルバーロスはMR.保護主義で、ドル高政策を採るわけがない。
▲為替の歴史は政治の歴史で、アメリカのご都合主義で動いている。
▲シェールガス、オイルのおかげで石油を輸入する必用が無い中、ドル高は意味が無い。
▲膨大な借金をそろそろ棒引きにしたい。。。将来にはドルの価値を半分にして、借金を半分にする方法と取る可能性がある。
▲長短スプレッドが縮小しているのに、円安になる、株高になるのはおかしい。。
年後半どこかで、ドル安相場がやってくる。
今の円安相場は投機筋のしわざ。
0 件のコメント:
コメントを投稿