2016年3月2日水曜日

投稿日 2016年3月2日水曜日

聞きかじり - Q:よく円が安全資産として買われるのはなぜですか? - ラジオnikkei マーケット・アナライズ・マンデー 2016年2月29日放送分より

Q:よく円が安全資産として買われるのはなぜですか?

A::

・デフレの方向に行く状況である。(デフレの方向に行く通貨にお金が流れてしまうメカニズム。尚且つ、日本のように貯蓄、国内にお金が残っている国のデフレ)

・世界がリスクオフになる=世界がデフレになる。

・日本がデフレになるということは、円の通貨価値が強くなる。(現在価値が強くなる。)

・デフレになるのであれば、借金を返した方がいい。借りているお金は円で、貸している資産(外貨)が多い。資産を売って借金を返すとう構図では円が強くなる。


・日本は借金が円建てだからで、資産に外貨が入っている。


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Q:ただ一つだけ経済指標を見るとしたら?(マーケットの推移を見るときに)


A:アメリカの社債利回りを見る。=民間の借入のコスト

このコストが伸びたり縮んだりして、歴史的な意味がある。

マーケットの年表を見る上で、

株式市場、債権市場の歴史は長いが、為替市場の歴史は短い。
日経平均株価の歴史は戦後からと短い。

本当のマーケットの本質をみようとすると、3世代(90年)ぐらいの歴史を見ないといけない。
だから、大恐慌のようなことが起こる。

アメリカの社債の歴史は長いので、示唆に富む。

・景気が悪くなると金利が下がるが、本当に悪くなると金利が上がる!

その後の金利が下がる場面がリスク。
場合によっては、戦争というリスクを追ってしまう。





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