2017年3月27日月曜日

投稿日 2017年3月27日月曜日

読みかじり - 35ミリ判へのこだわり 存在意義を問う  - アサヒカメラ(JAN2017)

P65から抜粋

35ミリ判へのこだわり 存在意義を問う

35ミリ判はもともと映画用のフィルムを写真用に転用した企画で、24ⅹ36ミリのフォーマットサイズは映画のそれの倍の面積になる。

所説はあるが、この始祖的なカメラの代表がライカである。

だから、35ミリ判は「ライカ判」と呼ばれた。

大判カメラが主流だった時代に、こんなに小さなフォーマットから鮮鋭な大型プリント制作ができるのかどうか、訝しがられたこともあったが、ライカは優れたレンズを開発することで、この疑念を乗り切った。

。。。


当初は35ミリ判フィルムサイズのセンターはとてつもなく高価だったため、これを搭載したカメラは少なく、APS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラが主流となった。

そのためにファインダーの視野は小さくなり、レンズの画角が変わり、戸惑いが起こった。

特に当時のAPS-Cセンサー搭載の一眼レフは、貧弱なファインダー像への失望が大きかった。

0 件のコメント:

コメントを投稿