ラベル 健康 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 健康 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年8月25日木曜日

投稿日 2016年8月25日木曜日

読みかじり - 格差対策の秘訣は幼児教育だ! 命の格差を直視せよ。熾烈するぎ競争が人々を不健康にする。 - 東洋経済(02JUL16)

P56 イチロー・カワチ氏寄稿


・ニュージーランド、ウェリントンの病院内科医として働いていたとき、8割以上の患者は生活習慣美容だった。


・治療の後に、「生活習慣を変えるように」と患者に伝えても、また病院に戻ってくる。まるで、傷口にただ絆創膏を貼るだけのような医療の現状に限界があると感じ始めた。

川に例えると、医者がいるのは下流だが、病気に原因は上流にある。

そして、誰かが上流で、人々を病の川に突き落としている。

これを変えることで病気の予防ができないか?と考えた。

そして、医者を辞めて最初にかかわったのが、ニュージーランドの禁煙運動だった。


 - たばこの広告をすべて禁止した。 -

フィンランドに続いて世界で2例目だった。

また受動喫煙を防ぐために、すべての職場を禁煙にした。

結果的に大勢の国民がたばこをやめた。


運動に数年間かかわって気づいたのが、喫煙の背景には経済格差の問題があるということ。


経済的にゆとりがある人はとっくにたばこをやめている。

吸い続けているのは貧困層。ストレスの多い環境にあると、たばこをやめられないのだ。



 - 格差是正の秘策は幼児教育だ -


米国の実験で、スパルタ教育を受けたこどもは、その後、成績の悪い生徒に必要な学習支援を受ける率が半分だった。
大学への進学率も倍以上になった。

健康面では、喫煙率が20%程度低くなった。

経済面でも、スパルタ教育を受けた人たちは一定の水準の収入を保ち、持ち家率が高かった。



 - 小学校教育では遅い? -


幼少期の生活習慣は人生を左右する。

学校に上がる時期には、すで格差ができてしまっている。

だから格差対策として、国が幼児教育を義務的に整備するべきなのだ。

幼児教育はまた、費用対効果が非常に高い施策でもある。

前述の大規模調査では、17%の投資効果があると結論づけられている。

お金に置き換えると、幼少期に100万円の教育投資をすれば、経済的地位が上がり将来の収入となって返ってくるなどで、毎年17万円分の利益が上がると言い換えられる。

これはどの銀行預金より高い利回りだ。




肥満を作るのは食品メーカーと車社会



米国に移住した人は出身国にかかわらず、5年間で平均して10キロ太った。
異なる遺伝子を持つ人が太るというのは、環境が影響している証拠だ。


食べ方の違いも大きい。

日米で比較すると、例えばお菓子の包装は日本では小分けが多い一方、米国では大きな一袋で売られている。

日本の懐石料理は小皿に少しずつ盛られるが、米国のレストランでは一つのプレートに料理が山盛り。これではつい食べ過ぎてしまう。


2016年8月24日水曜日

投稿日 2016年8月24日水曜日

読みかじり - 旅する人 vs しない人の格差 - 東洋経済(02JUL16)

P74 高城剛氏寄稿

移動できるだけの健康が必要不可欠に


 - お金そのものより、辺境の変化に敏感になれるかが重要?


多くの人はインターネットを見れば何でも分かると勘違いしてネット漬けになっているか、ネットにすらアクセスできないかのどちらか。

でも本当に重要な情報は、人に直接会って聞くしかない。


僕は今年はもう30か国ぐらいに行っているし、年間では50ヶ国にはなる。

深せんみたいに何度も行くところもあるけれど、基本的にはいろんな都市に行く。

一方でネットはほとんど見ない。

BBCとニューヨークタイムズぐらいかな。

キュレーションメディアとか本当に薄っぺらで全然興味がない。テレビも面白くない。

ちなみ何もないときは南の島にいます。


要するに、健康になれるかどうかの情報格差は、移動できる人とできない人との間で生まれる。

同時に、移動するためには健康でなければいけない。



人類は20世紀まで何千年とかけて、宮殿にモノとカネを集める価値観を追及してきた。


宮殿は蒐集の象徴であり、組織の象徴でもあった。

でも、今の組織はかつてのように宮殿的な、ピラミッド型の強固な形ではなくなった。

才能を持った個人が瞬間的に世界から集まり、何かをやって、また解散する


劇場型からサーカス型への転換といってよく、その速度も上がる。

企業という形すらなくなるかもしれない。

2016年5月19日木曜日

投稿日 2016年5月19日木曜日

見かじり - キケンな血栓は自分で溶かせる。 ためしてガッテン 5月11日放送

有酸素運動で血栓がとけやすくなる。
フィブリンを溶かす。













































http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20160511/index.html



02

血栓を溶かす「t-PA」

脳梗塞の治療に使われる「t-PA」という特効薬があります。救急の患者にこの薬を注射すると、脳の血栓を溶かして後遺症を防ぐことが期待できます。
実は、このt-PA、もともとは私たちの血管の中に分泌されている物質です。血栓ができるとこれを速やかに溶かし、血管が詰まってしまうことを防いでくれているのです。

03

血栓を溶かす力をアップする方法

血栓を溶かす力をアップさせるには、運動が効果的です。ポイントはウォーキングなど、息が上がらない程度の軽い運動(有酸素運動)です。1日30分ほど、できれば毎日行うのが理想的です。血栓を溶かすt-PAが働きやすい体になれます。普段、運動を全然していない人ほど効果が期待できるので是非挑戦してみてください。