P74 高城剛氏寄稿
移動できるだけの健康が必要不可欠に
- お金そのものより、辺境の変化に敏感になれるかが重要?
多くの人はインターネットを見れば何でも分かると勘違いしてネット漬けになっているか、ネットにすらアクセスできないかのどちらか。
でも本当に重要な情報は、人に直接会って聞くしかない。
僕は今年はもう30か国ぐらいに行っているし、年間では50ヶ国にはなる。
深せんみたいに何度も行くところもあるけれど、基本的にはいろんな都市に行く。
一方でネットはほとんど見ない。
BBCとニューヨークタイムズぐらいかな。
キュレーションメディアとか本当に薄っぺらで全然興味がない。テレビも面白くない。
ちなみ何もないときは南の島にいます。
要するに、健康になれるかどうかの情報格差は、移動できる人とできない人との間で生まれる。
同時に、移動するためには健康でなければいけない。
人類は20世紀まで何千年とかけて、宮殿にモノとカネを集める価値観を追及してきた。
宮殿は蒐集の象徴であり、組織の象徴でもあった。
でも、今の組織はかつてのように宮殿的な、ピラミッド型の強固な形ではなくなった。
才能を持った個人が瞬間的に世界から集まり、何かをやって、また解散する
劇場型からサーカス型への転換といってよく、その速度も上がる。
企業という形すらなくなるかもしれない。
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