2017年12月10日日曜日

投稿日 2017年12月10日日曜日

読みかじり - 受験国語が君を救う! (14歳の世渡り術) 単行本(ソフトカバー) – 2009/3/18 石原 千秋 (著)  

受験国語は紙の上の学校だ。
だから「良い子」になれば点が取れる。
「良い子」になったふりをする方法、教えよう。

①世の中は受験国語のようにできている。


p33
国語は見えない道徳教育だ。

受験国語では現在通用しているパラダイムを身につけているかどうかがよく問われる。

例えば、「開発は善」というパラダイムが一般的だった時代には「開発は善」と思う人を育て、
「開発が悪」というパラダイムが一般的な時代には「開発は悪」と思う人を育てるのが、受験国語の仕事なのである。

受験国語で成功するためには、「みんなと同じ」を身につけていなければならない。

たよりになるのは、
「みんなはどう思うのか」という「常識」がその設問の答えとなる。

・・・・


p178

おわりに

僕がこの本で実践したことは、3つしかない。

第一は
小説にしろ評論にしろ、「物語の型」や「論理展開の型」のようなものがあるから、それをひとつかみにして「要約文」を書けるようにすること。
第二は
消去法に慣れること。
どちらも繰り返し練習すれば、必ず身につくはずだ。
第三は
この世界で生きている自分を見る三人目の自分を手に入れること。
これもほんのちょっと立ち止まればいいことだ。

推薦図書

中学入試国語のルール 講談社現代新書

小説入門のための高校入試国語 NHKブックス

評論入門のための高校入試国語



受験国語が君を救う! (14歳の世渡り術) 単行本(ソフトカバー) – 2009/3/18







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