「覚えられない理由は、頭の回転の速さではなく、やり方が間違っているから。
私の経験上、記憶に関する限り、頭のよしあいはあまり関係がありません。正しい方法を知っているかどうかの差なのです」
「私は東大受験のための勉強をしているときに、最も効率的かつ確実な記憶法を編み出しました。それ以来、必要な勉強法はすべてこのやり方でクリアしてきました。」
山口氏によると、
しっかり覚えたいなら、
「短時間の覚える作業を、日を置いて数回繰り返す」
「覚える情報を何らかの個人的な体験と結び付けて覚えやすくする」
というように、
脳にとって楽なやり方のほうが、記憶を長く保つことができるそうだ。
①すらすら頭に入る「7回読み勉強法」
・毎回同じように読むことで記憶が定着。
しっかり記憶させるために必要な回数は「最低7回以上読むことで、記憶が脳に自然に定着していくのです。」
そして、その繰り返しを実践するうえで大切なのが、「同じ様に読むこと」。
記憶を定着させる秘訣は、何を読むにしても、読み方を一定に保つことなのだ。
②優先順位は、読む→聞く→話す→書く
スピーチやプレゼンでは、「話す」を繰り返すことで覚えられる。
「7回以上」原稿を読んだ後は、話す内容のポイントだけを箇条書きにしたメモだけ用意して本番に臨めば、大抵は失敗しない。
③「記憶のゆがみ」をなくすメンテナンス法
「もう一度読み返すことに尽きます。7回読んで覚えたことも、8回目、9回目と読んでいきましょう」
そのときに注意してほしいのは、所々を丁寧に読むこと。人の記憶は時間の経過の中でゆがんでしまうことがある。
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