2017年2月22日水曜日

投稿日 2017年2月22日水曜日

読みかじり - 子どもをもっとかわいく撮る本―わが子の成長とともに写真がどんどん上手くなる! (オフサイド・ブックス) 単行本 – 2000/4 チームM‐14 (編集)

図書館で借りたきたので、備忘録
フィルムカメラの説明だが、デジカメにも十分お勉強に。

P11

●ガラス越しの撮影は → 「Pモード」、フラッシュが使えないので、明るいレンズで。

ガラス面に対して30~40度になるようにカメラを構える。
「偏光フィルター」があるとガラスの反射をとってくれる。
蛍光灯の下でノーフラッシュで撮ると緑色に濁る(緑被り)。補正が必要な場合がある。


P18

●「夕暮れ時の自然光のときはね、少し暗いから昼光色の蛍光灯をつけて撮ると雰囲気のいい写真になるよ。絞り開放の「Aモード」でも「プログラムモード」でもokだ。

白熱球のスタンドを使うと暖かみのある写真になる。

逆光のときは「日中シンクロ」を使うといいね。


P46
●マクロレンズで超ドアップ写真

「マクロレンズ」と呼ばれているのは、1/2倍、もしくは等倍まで拡大撮影できるレンズのことです。

大げさに言うと、現実の世界をかなり逸脱して拡大した写真を撮ることができるのです。

50mmは切手やポスターなどの複写に使われることが多く、
100mmは草花や小動物の撮影、
200mmは近づくことのできない昆虫や小動物の撮影の使われることが多いようです。

通常のレンズと同様に、レンズの焦点距離(口径)が大きくなるほど、より離れたところから同じ大きさで被写体を撮影することができるのです。

P82

●晴れ舞台撮影のコツとポイント

学芸会の場合はISO800のフィルムを装填しておけば、75-300mm/F4.5-5.6でもなんとか撮影できますが、1/250のシャッターしか切れないなら200mmが限界ですし、1/125しか切れないとなると135mmまででしょうか。
どうしても300mmで撮るなら三脚は必須ですね。

お子さんを主役のように撮るなら「開放」、舞台を中心に引き気味で撮るなら「Pモード」というところでしょうか。

被写体ブレのことも考えて「Aモード」や「スポーツモード」で撮っておくのもいいかもしれません。

小林さんは
空手大会や発表会の場合は「レンズはF値が2.8クラスじゃないと厳しいと思うよう」と付け加えました。

屋外のように明るければなんとかなるかもしれませんが、暗い屋内では速い動きのあるシーンは、そのレンズじゃプロでも無理ですね。。。。


そうですね。お二人ともオートで撮るなら、「スポーツモード」か「Aモード」で「絞りは開放」ってところでしょうか。
ですが、それだけでは明るさが足りないので露出補正で「マイナス1EV」にセットしてください。フィルムも思い切ってISO1600にしましょう。

●スポーツモードの落とし穴

「舞台撮影でも同じですが、シャッター速度優先で1/125に設定して撮影しようと思っても、いい場面でシャッターが切れないことがあるんですよ。これが「Sモード」の落とし穴です。「この速度では露出が暗くなりすぎる」とカメラが判断して、シャッターが切れないようにするからなんです。
使っているフィルムやレンズの組み合わせのなかで、一番速いシャッター速度で撮影したいなら、「Aモード」で「開放」設定にしたほうがいいんです。


明るいレンズのなかでも、F値が2.8のものがいいと言ったのは、一番明るいところで撮り続けれることができるからです。


それから「Mモード」を使って、F値とシャッター速度を自身で決めるという上級テクニックもあRます。

単体露出計がないときは、被写体の顔などを「Aモード」+「絞り開放」で「スポット測光」して、その露出より0.5~1EV暗い値にシャッター速度を合わせて撮るんです。絞り値はもちろん開放のままです。

こうすると、着ている服や背景の明るさなどで露出が変化する場面でも顔に合わせた露出と撮っているので、シャッター速度が遅くならずに済むんです。

ただ、露出の判断に失敗すると暗すぎる写真になることもあるから、経験が必要でしょう。

●「F値」の小さい「明るいレンズ」を「開放」で使う場合は、横一列に並んでもらって、正面から撮らないといけません。

「明るいレンズ」は、「被写界深度」が浅いから、2列に並んでしまうと全員にピントが合わない。

こんなふうに子どもが2列になるときは、絞り値を4~5.6くらいにするといいのだそう。


P98

「適正露出」は、

カメラがフィルム全体を均一な少し明るいグレーになるように設定されています。

ですから真っ白な雪景色を背景にしたり、黒光りするSLをバックに撮影するときは「露出補正」が必要です。

前者はプラスに、後者はマイナスに補正します。

また、夕焼けを夕焼けらしく撮ったり(マイナスに)

子どもの肌を白く見せたいとき(プラスに)

なども有効です。

露出補正が的確にできればプロ並みです。


●「被写界深度」は絞り値だけで決まるわけではありませんが、絞り値を変えると間接的に被写界深度を操作することになります。

絞りを「開く」と被写界進度は浅くなり、「絞る」と深くなります。

また、望遠レンズでは浅くなり、広角レンズでは深くなります。

ズームレンズなら「広角」と「望遠」で、同じ絞り値でも「被写界深度」が全然違うことに気付くはずです。




子どもをもっとかわいく撮る本―わが子の成長とともに写真がどんどん上手くなる! (オフサイド・ブックス) 単行本 – 2000/4

0 件のコメント:

コメントを投稿