空港に迎えの車が来ているという。
運転手が出迎えてくれるのかと思っていたら、
携帯電話で
I will bring the car around.(車をそちらに回すから)
と言われ、こう指示された。
Wait on the curb.
はっ?
カーブで待てと言われても、まっすぐな道路ばかりだぞ。困った。。。。
後になって分かったことだが、
曲がった道のcurveはつづりが違う。
日本人の耳には、bとvの発音がほどんど同じように聞こえてしまうが、
curbは道路と歩道の間にある縁石の部分のこと。
「歩道の端で待っていてください」
という意味だったのだ。
歩道の端で思い出す話を、もう一題。
ニューヨーク・マンハッタンの住宅街を散策すると、犬を飼っている人が多いことに気付く。
どの犬もよくしつけられていることに感心させられるのだが、先日、こんな立て看板にギョッとさせられた。
Curb your dog.
もちろん「犬を曲げろ」ではない。
動詞だと「拘束する」という意味もあるが、地元の人に聞いたら、犬のフンに関する注意書きだといいう。
歩道の真ん中ではなく、歩道の端、縁石の近くでさせなさいと呼びかけているのだ。