業種によってできるものとそうでないものがあるとは思いますが、対応可能な会社はいい制度です。
ネットから引用。
様々な業界で今後も人手不足が続いていくとみられる一方で、社員の長時間労働をどう改善していくかという課題が日本企業に突き付けられています。IT技術者の人材不足は深刻で、転職求人倍率も全職種の中でトップです。そんな中、ITシステム大手のSCSKは残業を減らした分をボーナスで支給する仕組みを導入。50~60時間の残業が18時間にまで減りました。さらに、来月からは「残業しない社員にも残業代を払う」という新しい仕組みを始めます。一方、残業なしという正社員制度を導入するのはりそなホールディングス。10月から導入する「スマート社員」という正社員制度は、ボーナスは7割程度に減るものの、原則残業なしの上、育児や介護による時短制度を拡充します。残業をなくすことで企業の成長につなげていく、新しい働き方が始まろうとしています。
タイトル:検証・アベノミクス成長戦略(4) 効率的な働き方とは?
内容:
安倍政権はこれまでの労働時間が主体となる賃金体系から新たに成果型の働き方を提案していく方針です。こうした中、企業は様々な効率的な働き方を導入し始めています。住友商事系のSCSKは残業代を原資に使って、残業時間を20%削減した部署には特別ボーナスを支給しています。達成度ごとにゴールドで12万円、シルバー9万円、ブロンズ6万円がボーナスされます。伊藤忠商事では、5月から本格的に早朝残業を展開しています。夜8時以降の残業は原則禁止として、かわりに、早朝5時から朝9時までの残業は、これまでの割増率25%から50%に増やしました。夜から朝へ残業をシフトさせたことで、月間3,350時間の残業時間削減ができました。一方、エス・アイではいち早く成果型の給与体系を実践していて成果によって時給が半年ごとに変動します。変革期を迎えたニッポンの働き方を取材しました。
取材先
・りそなホールディングス
・りそな銀行
・SCSK