P60より引用
”「肩書き」に執着すると短気な人になる。
執着のある人は、役員や部長など「偉い人」であった自分を心の拠り所にし、自分と周囲の人の間に勝手に上下関係を作ります。
誰に対しても上から目線で接し、自分を目上の人として扱わない人に対して、非常にイライラするのです。
言うまでも無く、イライラは体に非常に悪い影響を及ぼします。
人間の健康を維持する自律神経は、
「交感神経」と「副交感神経」で成り立っています。
緊張したりイライラすると交感神経のスイッチが入り、リラックスしたり眠ると副交感神経のスイッチが入るのです。
いつもイライラしている人というのは、交感神経がオンになっている時間が長くなります。
すると、血管が収縮し、血圧が高くなり、動脈硬化が進んで心筋梗塞やくも膜下出血などのリスクが高まります。
一方で平穏な人というのは、
自律神経のバランスがいい。
日中は交感神経が働いて活動的になりますが、夕方には副交感神経のスイッチが入って、食事、入浴を経てとてもリラックスし、いい眠りにつきます。
当然、病気に罹りにくくなります。
「同窓会」に出ると脳が活性化される
イライラすることは、現役で働いている人にとってもちろんリスクがあります。
アドレナリンが分泌し、血管が収縮し、若くても生活習慣病などに繋がります。
30代でくも膜下出血になる人も少なくありません。
大切なのは、やはり自律神経を整えること。
仕事中はみな交感神経のスイッチが入っているので、仕事が終わった後にいかに副交感神経にスイッチを切り替えるかが重要になります。
20代から40代の人は運動習慣を身につける。
運度は副交感神経を鍛える数少ない方法です。
最も効果的なのはランニングや水泳などの有酸素運動ですが、筋力トレーニングも効果的ということがわかっています。
ヨガもおすすめ。
50代におススメなのは、若いころの自分に遡ってみることです。
50代になるとなぜか同窓会が増えます。
昔の記憶を蘇らせることは「ライフレビュー」といい、認知症の治療にも使われます。
昔のいい思い出が副交感神経を活性化します。
。。。
突然のイライラを瞑想で解消する。
。。。。”
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