ラベル ペコロスの母、つばなれ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ペコロスの母、つばなれ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年6月15日日曜日

投稿日 2014年6月15日日曜日

読みかじり - つばなれ ペコロスの母に会いに行く

P88からの抜粋

つばなれ

つばなれ。ひとつ、ふたつ、、みっつ。。。やっつ、ここのつ、とお。10で「つ」が離れる。それでつばなれ。

調べてみると、もともとは寄席の言葉で、客が10人を超えることを指すのだそうだが、僕が父から聞いていたのはー

昔は幼くして亡くなる児が多かったので、「つ」が付くうちは神様の児だと。亡くなっても、神様の思し召しだからしょうがない、嘆くなかれ。「つばなれ」してようやく、神様が親に子どもを渡してくれるのだ。

という先人の知恵が生んだ言葉。つまり、児を亡くして憔悴し、嘆き悲しむ親のための処方箋の意味合いを持っていた。

()

ペコロスの母に会いに行く [単行本]