海外の支局で価格交渉する状況に。(治安が不安定なアフガニスタンでの例)
レンタカーを借りる際、
I think it's expensive.
Could you give us a discount?
(高いと思います。割引してくれませんか?)
と尋ねた場合は日本時らしい控え目な表現で、アフガン担当者には通じない。
It is overpriced.
(割高じゃないですか)
同業他社の見積もりを持って、理論武装し、再交渉。
この表現は効果があり、業者は折れて値引きと車種の格上げを提示。
交渉は成立し、
The deal is done.
(取引成立ですね。)
この表現は、高級店なのに味やサービスが今一つだった時などに便利な言い回し。
一方、expensiveは、
単に値段が高いとの意味で、売り手に
「値段に見合う価値がある」
と言い訳する余地を与えてしまう。