雑誌からの抜粋
公民教育の参考書「尻ポットに入る民主義ガイドブック」に目を通してみた。
「多数派により支配と少数派の権利擁護」という項目を読めば、目からウロコが何枚も落ちる人がいるのではないか。
英語で読むと民主主義は、実にシンプルだ。
majority rule and minority rights
というたった五つの言葉で、視界の意思決定と個人の自由に関する基準が表現されている。
majority rule と minority rights は、 相互に対立・摩擦を抱え込む。
「どの立憲民主主義体制にも、多数派による支配と、少数派の権利の間には、不断の緊張が存在する」とある。