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2019年6月6日木曜日

投稿日 2019年6月6日木曜日

古典の名言 - さあ、上機嫌でやろう - プレジデント(03DEC18)より

P19より

19世紀に活躍したドイツの哲学者ニーチェも、著書「ツァラトゥストラ」の中でまさに同じことを言っています。

「さあ、上機嫌でやろう」

これは主人公ツァラトゥストラの台詞。
文書はこう続きます。

「戦いと祝祭を喜ぶ者でなければならない。陰鬱な者、夢におぼれる者であってはならない。祝祭を待つように至難の事を待ち、全き健康をもっている者でなければならない。」

つまり、ニーチェは

「どんな困難にも祝祭を待つような気分で対応できる、心の健やかな人間を目指すべきだ」と説いているのです。

お祭りのとき、人は上機嫌になります。だから平凡な日常のなかであっても、何かの瞬間をお祭りとみなす「祝祭感覚」を身に付ければ、いつも機嫌よくいられるということです。