雑誌からの抜粋です。
・ 期限ギリギリで下した決断がもたらす見返りは、小さなものになりがちです。ワーキングメモリの研究で、人は切迫した状況にいると、大きなメリットを生む選択肢を選べな い傾向があることがわかっています。
車を買おうとディーラーを訪れ、「10分以内にご購入を決めていただけるならお値引します」と急かされて購入を決めると、質が劣る車を手にする羽目になってしまうのです。後日改めて店を訪れたほうが、より性能やデザインの良い車を買えるでしょう。
仕事も同様です。
「あの報告書はデッドライン前の１日で書けばいいや」と思うかもしれませんが、もし１週間かけてじっくり仕上げれば、内容が充実したものとなって、そのおかげで半年後には給料が上がるかも知れません。
あなとの悩みを解決するのに大切なのは、長期的な目標を常に心に留めておくことです。
回答者：トレーシー・アロウェイさん
★さまざまな仕事に優先順位をつけたり、とっさの場合に起点を利かせたりする認知機能「ワーキングメモリ」。
まさに”脳の司令塔”と呼ぶべき、人生の質を高めるための最強の武器だ。
