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写真初心者用に定義がやさしく解説されている!
「絞り」と同じくとても重要なカメラの機能が「シャッター」です 。
シャッターは複数の幕で構成されていて、開いている時間の長さ「シャッター速度」で光の量を調節します。
「絞りの大きさ=蛇口の大きさ」に、そして「シャッター速度= 水を流す時間」「溜める水の量=光の量」に例えてみましょう。 蛇口(絞り)が小さいと容器に水を溜めるには時間がかかり ます。逆に、蛇口が大きいと短い時間で水が溜まります。つ まり写真の絞りとシャッター速度は、片方が大きく(長く)なる ともう片方は小さく(短く)なる関係にあります。また「容器の 大きさ=ISO感度」に例えれば、少量の水で、水量が満たさ れるISO高感度設定との関係も理解しやすくなります。
[シャッター速度 」
「シャッター速度」は1秒を基準に考えると1/2・1/4-1/8~ 1/15・1/5001/1000・1/2000・1/4000-1/8000秒と1/2倍で短く(速く)なり、逆に、2・4・8・15・30秒と2倍に長く (遅く)なります。この1/2倍、そして2倍のとなりどうしの 関係を「1段」と段数で呼びます。(例)「1/8秒は1/15秒 より1段遅い」「1/2000秒は1/500秒より2段速い」。
「「段数」と「絞り値」「シャッター速度」の関係
基本的な「絞り値・F1.4・2・2.8・4・5.6・8・11・16・22」のとなりど の関係も「シャッター速度」と同じく「1段」と段数で呼びます。
「絞り値」と「シャッター速度」は、どちらか一方が光の量を増 やせばそれに対応して反対側は光の量を減らす「相反関係」 で撮像素子に与える光の量を調節しています。実際にカメラ の「絞り・シャッター速度優先オート」などのオート撮影機能では、 撮像素子に定められた光量をあたえるために「絞り値を1段小 さく設定」すると、対応する「シャッター速度は1段速く調整」さ れて、逆に「シャッター速度を2段遅く設定」すると対応する「絞 り値は2段分大きい値に調整」されるようにできています。
「シャッター速度を 自在に設定して 撮影する機能は? 撮影モード選択から 「シャッター速度優先オート」を 使用してみましょう
「シャッター速度優先オート」では、 撮影者が任意のシャッター速度を
選択して撮影することができて、対応する絞り値はカメラが自動的に設定してくれます。それではここで実際に......と言いたいところですがシヤッター速度の選択には注意点があります。
1/1000秒以上を選択した場合
写真の仕上がりが黒くなる
30~1/15秒を選択した場合写真の仕上がりが白くなる
注意点 選択できるシャッター速度に対応する絞りの数が少ない
ほとんどのカメラでシャッター速度の選択には1/4000(1/8000) 秒〜1秒~30秒と17(18)段階の幅があるのに対して、レンズの絞り値の幅は多くても8段程度しかありません。つまり、撮影現 場の明るさを考慮せずに極端な高速・低速シャッターを使用すると、露光量のバランスがとれなくなり、写真の仕上がりが、暗く(黒く)または、明るく(白く)なってしまいます。
「シャッター速度の選択 初心者の失敗の多くはブレが原因の場合が多い ようです。せっかくピントを合わせても、撮影時にカ メラがブレてしまっては大切な写真が台なしです。 ブレ防止機能がついているからといって安心しな いように注意しましょう。ブレをおこさないシャッタ 一速度の目安は使用する「レンズの焦点距離」に よって変わります。一般的に「焦点距離の短いワ イドレンズ」は手ブレが目立ちにくく「焦点距離の 長い望遠レンズ」はブレやすい傾向にあります。
例えば、焦点距離28ミリのレンズは1/30秒。 50ミリのレンズは1/60秒・200ミリのレンズ は1/250秒を目安にしましょう。
こんなトラブルの時は!? ト写真が暗く(黒く)なってしまう......
①シャッター速度を2段程度遅くする。
②「ISO感度」を200・400・800など大きな数字に設定する。
③ ISOオートに設定するとほぼ解決します。
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