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2015年12月24日木曜日

投稿日 2015年12月24日木曜日

読みかじり - マイあさラジオ 2015年12月16日 「日本の貿易動向」 ㈱双日総合研究所 吉崎達彦氏より

「ニッポンの貿易動向調査」

毎年、12月の初旬に日本貿易会が発表するもので、
商品別の輸出入の予想を積み上げて来年度の貿易額を予想する。



4月から3月までの統計で

14年度の輸出75兆円、輸入が84兆円、貿易赤字数兆円。

16年度は輸出が少し伸びて、輸出は77兆円、輸入はかなり減って79兆円、貿易赤字は2兆円。

貿易赤字は13年度13兆円まで増えたが、この3年間でほぼ±ゼロに。

輸出はあまり伸びず、石油価格に伴う輸入の減少が大きい。

13年度15兆円買っていたものが、15年度はほぼ9兆円まで減る。

LNG,石炭などの化石燃料を合わせた鉱物性燃料全体では、
28兆円が18兆円に減った。

今後は貿易収支が黒字なる可能性もある。

円はユーロ、アジア通貨に対してそれほど安くなっていない。



経常収支の2016年度の予想

18.5兆円の黒字。

GDP比3%以上。


2013年は経常収支は8000億円まで減って、財政収支と合わせて双子の赤字と言われていた。

将来の円高要因となる可能性もある。

(一般的には累積の経常収支が黒字になっていくと、円高ドル安になっていくと言われている。)

今は金利差に注目が置かれているが、
金利差が急速に開かない限りは実需の円買い、貿易収支の黒字をみて、買いが進むこもありえる。



世の中には金融のデータはたくさんあるが、
モノの動きのデータはあまりない。