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2016年1月18日月曜日

投稿日 2016年1月18日月曜日

読みかじり - 消えゆく若き技術者 -  エコノ考(読売17jan16)

記事から抜粋


辛口コラムニスト
山本夏彦さんの言葉を思い出す。

「世はいかさまで資本主義はそのいかさまの極である。」



ルネサスを辞めた多くの社員の転職先が、危機に直面する東芝だったのは皮肉としか言いようがない。

技術者を不安にさせる理由は他にもある。

博士課程を修了後、正規雇用の職がなく、2-3年の任期付きの職に就かざるを得ない「ポスドク」のことである。

将来の生活不安を抱えながら、逃げ道のない日々を送っているのだという。


「優秀な人が研究者や技術者を選択しない、あるいは、海外へ出て行ってしまう。日本のテクノロジーは骨抜きになってしまうのではないか」