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有田焼で有名な佐賀県・有田町で、世界最強の磁器が誕生しました。テーブルと同じくらいの高さ、70センチから落としても割れません。強度は、一般の有田焼と比べて約5倍。見た目はさほど変わりませんが、中に入っている素材に秘密があります。500回以上調合を繰り返して見つけた素材で、現在特許を申請中です。開発したのは、佐賀県窯業技術センター。ここは、焼き物に関する研究開発や技術指導を行うために作られた県の施設です。有田焼産地の売上高は、ピーク時に比べ6分の1にまで減っています。このため、伝統品だけでなく、実用的な製品にも市場を広げようと、佐賀県をあげて世界最強磁器の開発をしました。これまでと同じ窯と製法で、新しい設備投資をしなくても作れるところがこだわりです。産地では、世界最強の有田焼を持って、飲食業界向けに営業を始めるなど、新しい動きが始まっています。