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2016年8月2日火曜日
投稿日 2016年8月2日火曜日
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読みかじり - 必用な水の7割を海から調達する「水の安全保障」とは - イスラエル南部、ソレクのプラントから生まれる飲料水 - クーリエジャポン(jan16)
必用な水の7割を海から調達する「水の安全保障」とは
生活用水の半分以下の降水量しかないイスラエルは、常に水不足に苦しめられてきた。
一連の「水革命」によって、イスラエルが水であふれる国に変わったは事実だ。
そして、中東の勢力図は「石油」ではなく、「水」が変えつつある。
パレスチナでは、水の配分が紛争の原因になっている。
これからの中東では、水が安全保障のカギを握るのだ。
2012年時点は
http://jp.ibtimes.com/articles/320021
海から来た飲み水―海水淡水化にかけるイスラエル
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記者:MEREDITH MANDELL、翻訳:神吉ナイト真由
on
2012年7月17日 07時12分 更新
イスラエルのアシュケロンの水道水は、普通の水ではない。もともとは、地中海から来た海水だ。
テルアビブの約70km南に位置するアシュケロンでは、28エーカーにわたって広がる海水淡水化プラントで、毎時間1万5000〜6000立方メートルの海水が淡水に生まれ変わっている。これは1リットルのボトル1500万〜1600万本に相当する量だ。イスラエルで年間供給される水の15パーセントが、ここで生産されている。
海水を淡水にかえ、飲めるようにするという技術は、新しいものではない。しかし国の存在を脅かす深刻な水の危機に苦しむイスラエルにとって、大きな変化をもたらす技術である。
現在イスラエルの人口は780万人で、年に1.8パーセントの割合で増加している。一方ここ10年の間、国土の大部分が砂漠であるイスラエルは、深刻な干ばつに襲われてきた。寒く、雨が多かった2012年の冬に水位が上昇したものの、水不足がすぐに解消するという気配はない。
その理由は、同国の帯水層の地下水が枯れたこと、同国に必要な淡水の35パーセントを供給するガリラヤ湖の水位が著しく低下したことにある。水の需要と供給の間に大きな隔たりが生じている。何か劇的な変化を起こさない限り、事態は悪化の一途をたどると関係者は考えている。
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