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2015年9月2日水曜日

投稿日 2015年9月2日水曜日

聞きかじり - 世界同時株安が日本経済に与える影響 - 慶応 金子勝氏 マイあさラジオ15年8月26日より

・世界中の中央銀行が金融緩和してだぶついたお金がさまよう。

・2008年9月のリーマンショックがまだ終わっていない。

・不動産バブルの崩壊が鮮明になっていくシナリオ

・中国政府が対策を打ち、スローなバブル崩壊になるシナリオ

・アメリカがゼロ金利政策から脱出すると新興国のマネーが引き上げられる。

・100年に1度の経済危機である。
1930年の大恐慌
1937-8年に不況
日本は37年にシナ事変から太平洋戦争に突入
ドイツは39年に第二次大戦に突入
もし中国バブルがはじけると、1937-8年に似た状況になる可能性がある。

一度大きな危機があり、7-8年でもう一度危機が来るので、
社会的に落ち込んだあと、立ち直れない。社会的に不安定になる。

前回は戦争に突き進んだが、
今回はナショナリズムの台頭で、外交摩擦が増える状況にある。

アベノミクスの株高看板が剥げ落ちつつある。

2%の物価目標は遠のき、日銀の国債保有高が300兆円に達し、出口が見えない。

一部の大手企業は好調だが、日本全体はマイナス成長

6月まで実質賃金マイナスが26か月継続

賃金抑制、雇用流動化、内部留保貯め込んだお金を海外におけるM&Aに積極的に行うだけで、国内市場が縮小している。