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2015年10月22日木曜日

投稿日 2015年10月22日木曜日

読みかじり - フレーズごとの繰り返しが脳科学的に正しい英語学習法 - ダイヤモンド(25JUL15)

人間の脳は基本的に、
「複数の言語に対応できるようになっている」
(酒井教授、東京大学)

言語を習得する仕組みはどうなっているのか。

酒井教授によれば

「言語のエンジンともいえる文法中枢が大事」

なのだという。

これは何かというと、

言語の習得には、音を聴いたり読んだりして理解する「入力」と、話したり書いたりする「出力」があるが、その間をつなぐ機能のことを指している。

実際、言語を話すには、理解した後に頭の中で組み立て直して出力する。
その組み立て直す機能を担っているいるのが、文法中枢というわけだ。
ここが曖昧だと、話す内容が支離滅裂になってしまうのは言うまでもない。



脳は言語の基本的な処理を行う文法と単語、読解、音韻の4つの部分に分かれている。

そのうち1つだけをフォーカスすると全体の流れが止まってしまう。


脳にとって良い学習方法とは、

「できる限り同じことを繰り返し見に付くまで反復すること」だ。

実は脳は、
繰り返された情報は大切なものだと勝手に認識する性質を持っている。

ここで重要なのが、きちんと内容が理解できているかだ。
日本人にとって難しいのは何と言ってもリスニングだが、聴いても内容が分からないものは意味が無いという。
すなわち、内容がはっきり分かるものを繰り返し聴くことがポイントとなる

英語のニュースなど毎日内容が変わるものを聴くよりも、
語学番組などのように短いフレーズを、シチュエーションを変えて繰り返すような教材を何度も聴いて覚えるのが、脳にとって最も理にかなった方法と言える。

もしくは、映画好きならばお気に入りの洋画を何度も繰り返し見たり、小説が好きならば外国語で書かれた小説を何度も読めばよい。