大人にもおすすめです。
P25から
塩にまつわるローマ人の言葉
「塩というローマの言葉から作られた英語がたくさんある。塩(ソルト)もその一つだ。給料(サラリー)や兵士(ソルジャー)という言葉ができたのは、ローマの兵士たちの給料が、塩で支払われることが多かったためだ。給料分の働きをするという意味で「塩の値打ちがある」といったり、熱心に働くという意味で「自分の分の塩をかせぐ」といったりするのも、ここからきている。サラダも、「塩をふる」というローマの言葉からきていて、ローマ人が緑の野菜をたべるのに、塩水でつくったドレッシングを使っていたからだ。
世界を動かした塩の物語 [大型本]
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