p19
15世紀から始まる大航海時代
ヨーロッパが香料、産品求め東南アジアへ続々進出
スペイン国王は重金主義推進、アフリカ大陸、新大陸(アメリカ)を搾取。
先住民インディオ帝国を滅ぼし、鉱山で酷使、人口激減後、アフリカ大陸から黒人を奴隷として運び込み、鉱山労働、砂糖などのプランテーション経営を行った。
「グローバル化」の歓迎は富裕層だけ。
「資源の獲得」「安価な労働」「魅力的な市場」が進出の目的
p97
今日、「中近東」といわれる地域は5000年にもなる長い歴史を持っています。
この地域の支配者は交替し続けています。
また、この地域で、現在の世界を動かしているキリスト教、ユダヤ教、イスラム教という3つの「一神教」が全て誕生しているのです。
「古代オリエント文明2700年」 (前3000年ころ~前4世紀)
「一神教の成立」 (前6世紀~後7世紀ころ)
「アラブ帝国とイスラム帝国」 (7世紀~13世紀)
「オスマン帝国」 (14世紀~20世紀)
・エジプトとメソポタミアを結ぶ「歴史的なシリア」の重要性
p103
・多神教のローマで迫害されたキリスト教
前6世紀の、新バビロニアによる「バビロン捕囚」後にユダヤ教成立
ペルシア帝国に開放され、ローマ帝国の支配下になり、メシアとして期待したイエス・キリストに失望した。
ローマの手によって処刑後、復活し、紆余曲折を経て4世紀にはローマの国教になる。
国教後、イエス(神)の存在が問題になり、「神、キリスト、精霊」を一体にして神とする三位一体説で解決を図る。
ローマ帝国は4世紀末に東西に分裂、西ローマ帝国は5世紀に滅亡。
・世俗主義を受け入れなかったイスラム教
東ローマ(ビザンツ)帝国では、ムハマンドがユダヤ教はキリスト教の影響を受け、7世紀の初めにイスラム教を始めました。
イスラム拠は聖職者を認めず、多神教のアラビア半島では当初迫害されたが、メッカを取り込んでから一気に広まった。
p108
・正統カリフ時代からウマイヤ朝時代を「アラブ帝国」というに対して、アッバース朝は「イスラム帝国」と評価します。
・イスラム教の拡大とオスマン帝国の誕生
東ローマ帝国の首都、コンスタンティノープルは1453年に滅亡後、イスタンブールと呼ばれるようになる。
p114
インダス文明(前2300頃~前1800頃)
インドを形成するヒンドゥー文明の起源であるインダス文明
1877年にインド帝国樹立。ヒンドゥー教とイスラム教の対立が激化。
ヒンドゥー教徒が大半を占めるインド連邦とイスラム教を国教とするパキスタンに分離独立、バングラディッシュは西パキスタンから分離独立をはたす。